「13日の金曜日」をゲーム化した『フライデー・ザ・13th: ザ・ゲーム』国内PS4版配信開始。日本語吹替による悲鳴と狂笑を堪能せよ

「13日の金曜日」をゲーム化した非対称マルチプレイホラー『フライデー・ザ・13th: ザ・ゲーム』の国内PS4版が発売された。『フライデー・ザ・13th: ザ・ゲーム』では、殺人鬼ジェイソンもしくは若きカウンセラーとなってキャンプ場で命がけの鬼ごっこに挑める。

ナツメアタリは8月2日、国内PlayStation 4版『フライデー・ザ・13th: ザ・ゲーム』を発売した。国内声優陣を迎えて日本語音声に対応。CEROはZ指定(18歳以上対象)、販売価格はパッケージ版/ダウンロード版ともに5980円(税別)となっている(ダウンロード版 国内ストアページ)。

本作は伝説のスプラッター映画「13日の金曜日」をゲーム化した、1対7人非対称型オンラインプレイ鬼ごっこホラーアクションゲーム。原題『Friday the 13th: The Game』として、パブリッシャーGun Media、開発元IllFonicより、2017年5月にPCおよび海外PlayStation 4/Xbox One向けに発売された。

伝説の殺人鬼ジェイソンの目的は若きカウンセラーたちを全員追い詰めて命を奪うこと。7人の不運なカウンセラー達の目的は、キャンプ場から脱出するか、時間切れまでジェイソンの追跡を逃れる、もしくは、ジェイソンを返り討ちにすること。映画のロケーションやサウンド、処刑アニメーションを再現したファン必見・命がけの鬼ごっこが始まる。

国内版では、ジェイソンの母パメラ役として「ポケットモンスター」のサトシ役として知られる松本梨香、トミー・ジャーヴィス役として矢尾一樹がプロジェクトに参加。A・J・メイソン役は乃木坂46の衛藤美彩、ヴァネッサ役とジェニー役は=LOVE(イコールラブ)の野口衣織と佐々木舞香、エリック役には劇団4ドル50セントの蕪祐典が選ばれている。そのほか代々木アニメーション学院の協力および仮想ライブ空間「SHOWROOM」のオーディションを経て採用されたキャストが揃っている。

なお本作は映画「13日の金曜日」フランチャイズの版権争いに巻き込まれ、今年6月にコンテンツ開発を停止する旨が発表された(関連記事)。法廷闘争の決着がつく目途が立っておらず、近い将来に判決が下されたとしても、新しいコンテンツを作り始める可能性は無いと販売元より伝えられている(関連記事)。ただしゲーム自体を放棄するわけではなく、メンテナンス、バグ修正、経験値倍増キャンペーンなどサポートは継続される。気になる方は、国内版の発売を機に「13日の金曜日」の世界に飛び込んでみよう。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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