クトゥルフ神話テーマのRPG『Call of Cthulhu』10月30日に発売決定。私立探偵が孤島での不審死事件の真実に迫る

パブリッシャーのFocus Home Interactiveは7月18日、フランスのインディースタジオCyanide Studioが手がけるRPG『Call of Cthulhu』を、10月30日に発売すると発表した。プラットフォームは、PC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One。

パブリッシャーのFocus Home Interactiveは7月18日、フランスのインディースタジオCyanide Studioが手がけるRPG『Call of Cthulhu』を、10月30日に発売すると発表した。プラットフォームは、PC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One。なお、Steamでの国内発売日は10月31日で、現在10パーセントオフの4752円で予約を受け付けている。

本作は、作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの著作「The Call of Cthulhu(クトゥルフの呼び声)」をもとにした公式ゲームで、同著をテーマにしたChaosium社のテーブルトークRPGから影響を受けた作品だ。ゲームの舞台は、1924年のアメリカ・ボストン。元軍人で私立探偵のエドワード・ピアス(Edward Pierce)は、芸術家であるサラ・ホーキンス(Sarah Hawkins)とその家族の悲劇的な死について調査を依頼され、ホーキンス邸のあるボストン沖合の孤島ダークウォーター・アイランド(Darkwater Island)を訪れる。

ホーキンス一家の事件には不審な点が多く、またダークウォーター・アイランドの住民も必ずしも協力的ではない。本作にはスキルシステムがあり、調査に活かすことが可能。住民から情報を引き出すためには、恫喝や説得、雑談といったソーシャルスキルが役に立つ。ほかに遺体から情報を読み取ったり、ドアをこじ開けるスキルなどがあり、調査で重要な手がかりを発見してポイントを獲得することでアップグレードできる。また、本作らしいシステムとして恐怖症(Phobia)があり、エリアごとになんらかの恐怖症を発症させる要素が隠されている。これによりプレイヤーに行動の選択を与えており、正気を保つか否か、そのバランスによって物語の結末が枝分かれしていくという。ゲームは12〜15時間ほどのボリュームになるとのことだが、異なる結末を求めて何度もプレイしたくなる作品となるのかもしれない。

なお、Steamのストアページによると、本作は日本語には対応しないようだ。しかし、公式サイトは日本語に対応しており、トレイラーにも公式の日本語字幕がつけられているため、10月の発売までに、あるいは後にでも対応することに期待したい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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