海外で噂広がる『MGSV:TPP』のマイクロトランザクション導入、イタリアのPSNストアに記載
イタリアのPSNストアに表示された『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』の商品ページに、マイクロトランザクションの導入を示唆する記述があることが明らかとなった。すでに大手のIGNなど一部海外メディアが報道しており、同作にいわゆる“ゲーム内課金”が導入されるとの噂が広まりつつある。
ゲーム内で任意に支払い
イタリアPSNストアの『MGSV: TPP』商品ページには、ゲーム内で任意に支払うことができるという短い文言が記されている。現時点でどのようなものが購入できるのかは明記されていないが、同作には『METAL GEAR SOLID: PEACE WALKER』にも登場した「GMP」と呼ばれるゲーム内通貨があり、新しい武器やアイテムの開発などに使用することができる。『MGS: PW』でも「GMP」は、たまりやすい通貨ではなかったため、これを現金で購入するという仕組みは十分にあり得るところだ。
コナミにおいては、日経トレンディネットのインタビューにて社長の早川英樹氏が、『実況パワフルプロ野球2013』や『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015』にてマイクロトランザクションを導入した件が成功したとの見方を示し、従来のコナミやシリーズのファンから反感を買っていたのは記憶に新しい。新ゲームエンジン「Fox Engine」と共に、次世代機向けに開発されたオープンワールドゲーム『MGSV』の開発費が高額であることは容易に想像できる。その回収の策がマイクロトランザクションということなのかもしれない。
小島秀夫氏の名と小島プロダクションの名が公式サイトから消え、小島氏のコナミ退社がささやかれるなど、『MGSV: TPP』は本来のゲーム以外の面でも注目を浴び続けている。同作は2015年9月2日にリリース予定だ。