相手を空気銃で落とす大乱闘FPS『Sky Noon』Steam早期アクセス販売開始。天空のフロンティアを飛び回れ

グラップリングフックと投げ縄で飛び回り、空気銃で相手を吹き飛ばすマルチプレイFPS『Sky Noon』のSteam早期アクセス販売が6月15日に開始された。対応プラットフォームはWindows、販売価格は1520円(6月22日まで10%オフ)となっている。

Reverb Triple XP615日、『Sky Noon』のSteam早期アクセス販売を開始した。対応プラットフォームはWindows、販売価格は1520円となっている(622日までは10%オフの1368円)。本作はニュージーランドのデベロッパーLunar Roosterが開発するマルチプレイFPS。天空のフロンティアを開拓する雇われカウボーイたちがグラップリングフックを使って浮遊島を飛び回り、投げ縄で相手を引き寄せる。体力の削り合いではなく、空気銃によるノックバック効果で相手を場外へと吹き飛ばす大乱闘シューターだ。島から落ちるまで形勢逆転のチャンスがある。

武器は全て空気銃であり、マップ上にスポーンするアイテムもジェットブーツ、ジャンプパッド、テレポーターなど高速移動を意識したものばかりだ。グラップリングフックやアイテムをうまく使いこなせば地に足をつけることなく戦い続けることも可能。7種類のマップにはそれぞれ異なるギミックが仕込まれている。ゲームモードは最大8人のフリー・フォー・オール、チームデスマッチ、キング・オブ・ザ・キル(エリア制圧)、カート(空気銃でトロッコを押して、相手チームの陣地に運ぶモード)。今後もデュエル含めさまざまなゲームモードが追加されていく。また50以上のゲームサーバーオプションが用意されており、ランダムアイテムの有無、弾薬無限のオン・オフ、ノックバック効果の強さなどを好みに合わせて調整できる。シングルプレイコンテンツとしては、ジャンプやグラップリングを使って指定のコースを走るタイムトライアルが含まれている。

本作は学生プロジェクトとして始動したのち、商用ゲーム向けの本格的な開発に移行。「Unreal Dev Grants」受賞者として選ばれるなど完成が近くにつれて注目を浴びるようになってきた期待作だ。まだゲーム開発経験は浅いため、コミュニティからのフィードバックを受けながら正式リリースに向けて焦らず準備を進めていくという。早期アクセス中には、新ゲームモード、新マップ、リーダーボード、カスタマイズ機能などが追加されていく予定だ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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