周辺機器メーカーがNintendo Switch対応の無線コントローラーを多数発表。スーパーファミコンやメガドライブ風、手のひらサイズのものも

ゲーム周辺機器メーカーの8Bitdoは6月13日、E3 2018への出展に合わせて新製品を発表。カラーバリエーションを含め多数のゲームコントローラーを披露した。いずれのコントローラーも、Nintendo Switchへの対応を意識したものとなっている。

ゲーム周辺機器メーカーの8Bitdoは6月13日、E3 2018への出展に合わせて新製品を発表。カラーバリエーションを含め多数のゲームコントローラーを披露した。いずれのモデルもBluetoothの無線タイプで、Nintendo SwitchやPC、Mac、Androidにて使用できる。

まず最初に披露されたのは「N30 Pro 2」だ。同社はN30 ProとF30 ProというNES(海外版ファミコン)とファミコンのデザインをイメージした、アナログスティックを搭載するコントローラーを発売中だが、N30 Pro 2はこれのアップデート版となる。6種類のカラーバリエーションがあり、それぞれNINTENDO64・ニンテンドー ゲームキューブ・ゲームボーイ・メガドライブ・NES・ファミコンのコントローラーをイメージしている。NESとファミコンについては、前モデルとはまた異なるデザインとなっている。

また変わったのはデザインだけでなく、バイブレーションやモーションコントロールへの対応、USB Type-Cの採用など機能面のアップデートを果たしている。さらに、写真ではよく分からないが、新たなボタンも追加されているようだ。

こちらは「SN30 Pro+」というコントローラーで、N30 Pro 2と同じくベースとなるモデルSN30 ProおよびSF30 Proが販売されている(関連記事)。SN30 Pro/SF30 Proは、スーパーファミコンのコントローラーにアナログスティックを付けたようなデザインだったが、SN30 Pro+はそれにグリップを追加したような形で、より握りやすいスタイルへと進化した。日本版と海外版のスーパーファミコン本体をイメージしたものと、ゲームボーイ風のデザインの3種類がラインナップされる。機能面では、バイブレーションやモーションコントロールは引き続き搭載され、USB Type-C端子を備える。

ゲームボーイ ポケットと並んで写るこちらは「Zero 2」というモデル。こちらも元となる「ZERO」というコントローラーがあり、ご覧のとおりとても小さなサイズであることが大きな特徴だ。ゲームボーイ ポケットと比較するに、サイズは前モデルとほぼ同じになるようだ。ちなみに前モデルのサイズは73 x 35 x 10mmという、まさに手のひらサイズ。基本的なボタンはすべて搭載されているので、外に持ち出してゲームをする際に重宝しそうだ。カラーバリエーションは、ゲームボーイ ポケットに合わせた5色展開で、機能面では新たにモーションコントロールや、ファームウェアアップデートに対応する。

最後は「SN30 GP」。こちらもゲームボーイ ポケットのカラーリングに合わせた5色のバリエーションとなるが、筐体はスーパーファミコンをイメージしたものである。元となったモデルSN30/SF30は2.4GHz帯の無線を利用し、ミニ スーパーファミコンをワイヤレスでプレイできるという製品だったが、SN30 GPではBluetoothを採用。ミニ スーパーファミコンとの互換性は廃され、ほかの新製品と同じくNintendo Switch/PC/Mac/Androidで使用できる。

任天堂がNintendo Switchを発売して以降、8Bitdoは対応するBluetoothコントローラーを積極的に発売している。そして、それらはいずれも任天堂のゲーム機やそのコントローラーのデザインをイメージしたものであることが特徴で、一部で人気を得ているようだ。また、Nintendo SwitchでPS4やXbox Oneのコントローラーを使用できるBluetoothアダプタも販売している(関連記事)。これらは無線製品であり、国内で利用するためには技適の取得が必要となるため、新製品も正規販売がおこなわれることを期待したい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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