大量のゾンビが猛ダッシュで押し寄せる協力プレイ対応ACTシューター『World War Z』モスクワの生存者の戦いを描く映像が公開

ロシアなどに拠点を置くインディースタジオSaber Interactiveは5月25日、現在開発中のアクションシューター『World War Z』の最新トレイラーを公開した。本作は、マックス・ブルックス氏の小説をもとにした、2013年公開のブラッド・ピット主演映画「World War Z(ワールド・ウォー Z)」のゲーム版だ。

ロシアなどに拠点を置くインディースタジオSaber Interactiveは5月25日、現在開発中のアクションシューター『World War Z』の最新トレイラーを公開した。本作は、マックス・ブルックス氏の小説をもとにした、2013年公開のブラッド・ピット主演映画「World War Z(ワールド・ウォー Z)」のゲーム版だ。

https://www.youtube.com/watch?v=kK4ni-Dc9eI

『World War Z』の世界では、人間がゾンビ化するという謎の疫病が蔓延。そのゾンビに噛まれた人間もまたゾンビになってしまうという連鎖により、疫病は世界規模で爆発的に広まっている。本作では、アメリカ・ニューヨークやロシア・モスクワ、そしてエルサレムといった世界各地の都市を舞台に、生き残った人々のゾンビとの戦いを描く。今回公開されたトレイラーに登場するのは、都市機能が麻痺した冬のモスクワだ。冒頭の場面は赤の広場だろうか。一面雪化粧の中、ヘリが墜落し、船が打ち揚げられているという異様な光景の中、突如ゾンビの大群が雪崩のように押し寄せてくる。

本作は、最大4人でのローカル/オンライン協力プレイにフォーカスした作品となっており、トラップやバリケードなどゾンビを足止めするものを設置して迎え撃つ。武器は、銃器や近接武器、爆発物などがバリエーション豊富に用意されるとのこと。ゾンビの大群を退けるには、防衛線の効果的な配置と、仲間との息の合ったコンビネーションが重要になりそうだ。環境破壊要素もあるそうで、これもゾンビを足止めするために積極的に利用することになるだろう。

そしてモスクワでの戦いは美術館、地下鉄、研究所のような場所へと移っていく。本作のキャンペーンモードでは、与えられたミッションをこなす中で、生存者たちの物語が紡がれるという。ちなみに本作の公式Twitterアカウントは、その研究所はモスクワでのゾンビの蔓延を止めるカギとなる場所かもしれないと述べている。

本作の見所は、なんと言っても映画版譲りのゾンビの圧倒的な物量感だろう。トレイラーでは、大量のゾンビたちが折り重なって、その上をはしごのようにして登ってくるという映画版での印象的なシーンも再現していることが確認できる。ゲームとしては、予想外の場所から突然ゾンビが迫ってくる事態に繋がるかもしれない。

まだゲームの詳細が明らかにされておらず、ミッションはどのような流れで展開するのかや、マップはどれくらいの広さがあるのかなど気になることばかりだが、トレイラーの最後には「Coming Soon」とあるので、発売はそう遠くはなさそうだ。モスクワ以外の都市の情報を含め、来月開催されるE3 2018などで、これから明らかにされていくのだろう。『World War Z』は、PC/PlayStation 4/Xbox One向けに2018年内発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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