スクウェア・エニックスが『フロント・ミッション』新作を開発中か、有力メディア報道

海外メディアSiliconeraは、スクウェア・エニックス関係者より得た情報として、同社で『フロント・ミッション』最新作が開発中であると報道した。

※サムネイル画像は『Front Mission Evolved』のスクリーンショットです。

海外メディアSiliconeraは、スクウェア・エニックス関係者より得た情報として、同社で『フロント・ミッション』最新作が開発中であると報道した。開発は日本支部のスクウェア・エニックスが担当しており、『アーマード・コア』のプロデューサーである鍋島俊文氏とも伝えている。発売時期や対応プラットフォーム、開催が迫るE3にて発表を迎えるのかなどは明らかにされていない。

鍋島氏は『アーマード・コア』シリーズの開発に初代から参加し、最新作『アーマード・コアV』ではプロデューサーを担当している。また『クロムハウンズ』の開発を指揮した人物でもあり、同じメックジャンルである『フロント・ミッション』の開発を担当するには適任だといえるだろう。当の『フロント・ミッション』シリーズは、2010年にメックアクションジャンルの『Front Mission Evolved』をリリースした結果、ファンから不評を買っており、今作でシリーズが復活を果たすのか注目が集まりそうだ。

今回報道したSiliconeraは、海外メディアでありながら日本国内のゲーム情報を伝えるニュースサイトであり、国内の開発会社やパブリッシャーの内部と太いパイプを持っている。近年では『Dead Rising 3』の情報をいち早くキャッチし、発表される3年前にはどこからか入手した企画書のイメージや情報をサイト上に掲載していた(そしてその情報はほとんどが一致していた)。

なおスクウェア・エニックスはE3 2015にてプレスカンファレンスを実施予定でもあり、『スターオーシャン5』や『フィギュアヘッズ』などと共に『フロント・ミッション』最新作が発表されても不思議ではなさそうだ。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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