『PUBG』新マップ「Sanhok」のテストサーバーにて「黄金の箱」の発見報告相次ぐ。開け方も中身も分からず謎を呼ぶ
『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)』では先週末、これまで「Codename: Savage」と呼ばれていた新マップ「Sanhok」の3次テストが、テストサーバーにておこなわれた。8km四方の「Erangel」や「Miramar」よりもタイトな4km四方のマップとなっており、タイやフィリピンなど、東南アジア地域の島をモチーフに制作されている。『PUBG』ユーザーであれば誰でも参加できたため多くの参加者を集めたが、マップ内に置かれた“ある箱”がプレイヤーたちの間で話題となっており、海外メディアKotakuなどが報じている。
上の画像はコミュニティサイトRedditに投稿された画像で、写っている金色に輝いているものが問題の箱だ。Redditには複数の発見報告が投稿されており、またその発見場所もさまざまであることから、マップ内にいくつか配置されているようだ(あるいはランダムに配置が変わっているか)。岩陰や木の根元など、目立たない場所を選んで置かれているようだが、必ずしも本格的に隠そうとしているようでもない。しかし、この黄金の箱を発見して近づいたとしても特に何の操作も促されず、開けることができないため、一体何のためのものなのか謎を呼んでいる。
一つの可能性として挙げられるのは、現時点では仮に置かれているだけで、このSanhokマップの次回テスト時や、正式リリース時になってから利用可能になるというものだろう。開けた中に入っているものは、武器やアイテムなのか、あるいは特別なスキンなのかはまだ分からないが。またRedditでは、同じバトルロイヤルゲームとして大きな人気を獲得した『フォートナイト バトルロイヤル』のゲーム内にて、隠された黄金の箱を発見できることから、『PUBG』の開発者から同作に向けた何らかのメッセージではないかという意見もある。
あるいは既に利用可能だが、まだ誰も開け方が分からないだけという可能性もあるだろう。この黄金の箱は、イースターエッグと呼ぶには容易に発見されているが、たとえば『バトルフィールド 1』にて、配信からおよそ1年ものあいだ開かずの扉とされてきた追加マップ内の扉の開け方が先日ようやく発見されたように、何か特別な手段や手順を踏むことが求められるのかもしれない(関連記事)。いずれにせよ謎は深まるばかりである。このSanhokマップは、テストを重ねる中で洞窟や遺跡、リゾートホテルなど新たなエリアを追加するなど開発が進められている。正式リリース時期は数か月後とのことだ。