二つの属性を切り替え戦う縦シュー『斑鳩 IKARUGA』Nintendo Switch版が発表。5月30日に発売、縦画面モードに対応

パブリッシャーのPikii合同会社は5月2日、Nintendo Switch版『斑鳩 IKARUGA』を発表した。ダウンロード専用で、5月30日に1500円(税抜)で発売する。本作は、株式会社トレジャーが手がけ高い人気を誇る縦スクロール・シューティングゲームの移植版だ。

パブリッシャーのPikii合同会社は5月2日、Nintendo Switch版『斑鳩 IKARUGA』を発表した。ダウンロード専用で、5月30日に1500円(税抜)で発売する。本作は、株式会社トレジャーが手がけ高い人気を誇る縦スクロール・シューティングゲームの移植版だ。同社は先月、Nintendo Switchへの移植を示唆していたが、今回正式発表を迎えた。

『斑鳩 IKARUGA』は、世界を支配する「鳳来の国」に立ち向かう青年「森羅」が、「斑鳩の里」と呼ばれる地にて最新鋭機体「斑鳩」を託され、自由のために戦うという物語。その機体は、2つの属性を自由に切り替えることができる機能を持っている。本作では、自機・敵・敵弾のすべてに白か黒の属性が設定されており、自機の属性を敵弾と同じ属性に合わせることで、被弾してもダメージを受けることなくエネルギーを吸収できる。そして吸収したエネルギーにより、「力の解放」と呼ばれる強力なホーミングレーザーを撃つことが可能だ。

白か黒の属性は、自機が放つ通常のショットにも反映され、自機と属性の異なる敵にはダメージが2倍になる。また、同じ属性の敵を3機連続で倒すごとにチェーンコンボが発生し、ボーナススコアを獲得。連続してチェーンコンボを成立させるごとに、ボーナスは倍増していく仕組みだ。スコアはオンラインのリーダーボードで共有される。本作は、このように2つの属性とその切り替えがゲームシステムに深く結びついていることが特徴である。

ステージは全部で5つあり、それぞれ最後にはボスが待ち受けている。難易度は、EASY・NORMAL・HARDの3種類。ゲームモードには、シングルプレイとローカルマルチプレイのほか、1つのコントローラーで1P・2P両方を操作して遊べる「ダブルプレイ」モードも搭載される。また、縦画面でのプレイに対応しており、Nintendo Switch本体あるいはTV/モニタを縦向けにすれば、縦長のゲーム画面をモニタいっぱいに表示させてプレイ可能だ。また、ゲーム画面のみを回転させる機能もあり、横スクロール・シューティングゲームのようにプレイすることもできる。

『斑鳩 IKARUGA』は、2001年にアーケードで稼働して以来、高い人気を得てさまざまなプラットフォームに移植されてきた。現在はSteamやXbox 360(Xbox One互換対応)で販売されているが、Nintendo Switchはテーブルモードにて手軽に縦画面にできるため縦スクロール・シューティングゲームとの相性がよく、ファンにとっては嬉しい移植となるのではないだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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