『モンスターハンター』から影響を受けた基本プレイ無料のハンティングアクション『Dauntless』5月24日オープンベータ開始

Phoenix Labsは4月11日、浮遊島で巨獣を狩る基本プレイ無料のハンティングアクションゲーム『Dauntless』について、5月24日よりオープン・ベータテストを開始することを発表した。本作は『モンスターハンター』シリーズから影響を受け開発されている最大4人Co-op対応のハンティングアクションゲーム。

Phoenix Labsは4月11日、浮遊島で巨獣を狩る基本プレイ無料のハンティングアクションゲーム『Dauntless』について、5月24日よりオープン・ベータテストを開始することを発表した。対応プラットフォームはWindowsとなっている(日本語非対応)。本作は2017年9月より有料のクローズド・ベータテストを実施しており、アクセス権を同梱している「Founder’s Pack」は7万5000セールスを達成。5月のオープン・ベータおよび正式リリース版は基本プレイ無料で遊べるようになる。

※2017年12月に公開されたトレイラー

本作は『モンスターハンター』シリーズから影響を受け開発されている最大4人Co-op対応のハンティングアクションゲーム。「Shattered Isles」と呼ばれる浮遊諸島を舞台に、人々の生活を脅かす巨獣ベヒーモス狩りに挑む。ベヒーモススレイヤーの一人であるプレイヤーは、ハブエリアとなる居住区「Ramsgate」の住民から依頼を受け、仲間と共に狩場に向かう。狩場はそのひとつひとつが小さな浮遊島となっており、ターゲットを探しつつ、植物や鉱石を収集することができる。

ベヒーモスとの戦闘は長時間に渡る激戦。自らのスタミナを管理し、相手の攻撃パターンを観察しながら隙を狙って一撃を放つ。仲間の蘇生回数制限や残り時間にも注意せねばならない。こうして獲物を狩り、素材を集め、ハブエリアに戻っては武器・防具を鍛造および強化。能力補正効果のある「セル(装飾品の一種)」を厳選して、より強力なベヒーモスに挑む。一連のゲームプレイループからも、『モンスターハンター』シリーズからの影響が垣間見える。

狩場となる天空の島

『Dauntless』はクローズド・ベータ期間中にキャラクターの成長システム、属性ダメージや武器のバランス、ベヒーモスの行動パターン、ハブエリア「Ramsgate」のレイアウトなど改良を続け、ゲームの土台が順調に整いつつある。コスメティックアイテム(染色アイテムやエモート)を提供するルートボックスの有料販売は停止し、アイテムの直販売を採用するというマネタイズ面での変更も実行された。

現時点で実装されている武器は剣や斧、チェインブレイドなど計5種類。今後は破壊可能な環境の実装、探索要素の強化、キャラクターカスタマイズ機能の拡張、ベテランハンター向けのハイレベルなコンテンツ追加など、さらなる充実化が計画されている。また本作は日本語非対応であるものの、将来的には日本サーバが追加される。

なおインスパイア元となる『モンスターハンター』シリーズの最新作『モンスターハンター:ワールド』は、今秋に海外PC版がリリースされる予定となっている。一足早く市場に放たれる『Dauntless』は、F2Pという強みを活かしてプレイヤーを獲得することができるのか。5月のオープンベータ開幕に期待がかかる。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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