イカダ漂流サバイバル『Raft』5月23日にSteam早期アクセス販売へ。オンラインCo-op&日本語対応予定

スウェーデンのインディースタジオRedbeet Interactiveは4月6日、『Raft』のSteam早期アクセス販売を5月23日より開始することを発表した。対応プラットフォームはWindowsで、販売価格は19.99ドルを予定。対応言語には日本語も含まれている。『Raft』はイカダで漂流生活を送る一人称視点のサバイバルゲーム。

スウェーデンのインディースタジオRedbeet Interactiveは4月6日、『Raft』のSteam早期アクセス販売を5月23日より開始することを発表した。対応プラットフォームはWindowsで、販売価格は19.99ドルを予定。対応言語には日本語も含まれている。

『Raft』はイカダで漂流生活を送る一人称視点のサバイバルゲーム。2016年12月、当時学生であった開発メンバーがitch.ioにて本作のプロトタイプを無料公開したところ、TwitchやYouTubeのゲーム実況配信者に取り上げられ、半年間で500万ダウンロードを達成。この反響を受け、製品版の開発が進められていた。

※2017年9月に公開されたアナウンス・トレイラー

大海原のど真ん中で遭難したプレイヤーは、寝返りを打てば海に落ちてしまうほどの小さなイカダに乗って海を彷徨うことになる。手元に残されている道具はロープに繋がったフックのみ。それを使って漂流ゴミを手繰り寄せ、釣り道具や浄水器、調理器具をクラフト。イカダを破壊しにくるサメや、食料を奪おうとするカモメを手製の槍で撃退する。こうして生活基盤を整えつつ、どこからともなく漂ってくる木材や鉄材を使ってイカダを拡張。始めのうちは頼りない1×1タイルサイズのイカダが、いつしか農園付きの巨大なリゾートハウスへと変貌を遂げる。

自分だけのイカダを組み立てる

製品版では、プロトタイプで好評だったゲームプレイの基礎部分を改善しつつ、建築機能の改良やコンテンツの充実化、グラフィックのオーバーホールを図ることで、より刺激的かつ快適なサバイバル生活を満喫できるようになる。ただ生き延びるだけでなく、難破船や海底遺跡、財宝が眠る無人島といったランドマークを巡って航海することも。錨を下ろして停泊し、気の向くままに海中世界を探索するのだ。またクラフトできるアイテムや作物の種類が増えるほか、ハンモックやカモメ避けのカカシなど、海上生活に適応しきった便利グッズも作れるようになる。

イカダのペイント機能も追加予定

そのほかプレイヤーの脅威となる生物や釣り上げられる魚の種類追加、天候システムの導入などが計画されている。プロトタイプではシングルプレイのみだったが、製品版ではオンラインCo-opにも対応。通常のゲームモードとは別途、リソースが無限になり思うがままに拠点を建設できるクリエイティブ・モードの実装も予定されている。プレイヤーのニーズに合わせて、過酷な漂流生活を送ることも、リラックスしてイカダづくりに専念することもできるサバイバルゲームとなりそうだ。製品版のSteamストアページは既にオープンしているため、気になる方はウィッシュリストに登録しておこう。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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