トランシーバー越しに人間模様描く自然探索ADV『Firewatch』ニンテンドースイッチ版発売決定。日本語字幕にも対応へ
米Campo Santoと米Panic Incの日本法人パニック・ジャパン株式会社は4月5日、ニンテンドースイッチ版『Firewatch』を発売すると発表した。発売時期は未定。ニンテンドースイッチ版は、PC版およびPlayStation 4版同様に、日本語インタフェースならびに日本語字幕が含まれ、日本語でプレイすることができるという。
*PS4版のトレイラー
『Firewatch』は、2016年2月に海外向けに発売された、一人称視点で展開されるミステリーアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、アメリカ・ワイオミング州の自然保護区。プレイヤーは面倒な生活から逃げ出すように森林火災監視員となった男ヘンリーだ。山の上の監視塔から火事の元となる煙を見張り、別の監視塔の上司デリラとこの荒野の安全を守らなければならない。小さなトランシーバーを使い交信しながら、仕事をまっとうする。
自然を探索しながらも、森林公園内で起こる奇妙な出来事や手付かずの大自然に直面するのだ。トランシーバー越しの対話の選択でシナリオは変化していく。デリラとの信頼関係をいかに作るのかも物語の鍵を握る。こうしたテキストを、日本語でしっかりと堪能できる予定となる。
『Firewatch』は新設スタジオによる新規IPタイトルながら、2017年1月には100万セールスの大台を突破。売り上げだけでなく、「The Game Awards 2016」にて「ベストインディーゲーム」「ベストナラティブ」「ベストパフォーマンス(ヘンリー役とデリラ役ともに)」にノミネートされるなど、メディアからも高い評価を受けていた。美しい映像を大きな画面で遊ぶのもいいか、ニンテンドースイッチにて自由なスタイルで、傑作アドベンチャーゲームを楽しんでみてもいいだろう。