ゲーム開発の苦しみを知るシミュレーション『Mad Games Tycoon』など、日本語対応の高評価作品6本を含んだバンドルが400円弱で販売中
英国に拠点を置くFocus Multimediaによって運営されるオンライン・ゲームストア「Fanatical」は、8本のゲームをセットにした「Indie Legends 7 Bundle」を95%オフ、$3.49で14日間にわたって販売中だ。「Indie Legends 7 Bundle」と銘打たれたバンドルパックの中に含まれるゲームは、以下の8作品。
『Deadlight』
『Kingdom Rush Frontiers』
『GoNNER』
『Replica』
『The Count Lucanor + Soundtrack』
『Bad Dream: Coma』
『Mad Games Tycoon』
『Barony』
日本のゲーマーにとってうれしいのは、日本語対応のゲームが多いことだろう。『Bad Dream: Coma』と『Barony』の2作品を除く6本のゲームが日本語字幕に対応している。(『Deadlight』、『Kingdom Rush Frontiers』、『GoNNER』、『Mad Games Tycoon』についてはSteamの表記ではインターフェイスのみ日本語となっているが、筆者の環境で日本語字幕が表示されることを確認している)。特に高評価の3本をピックアップしたい。
The Count Lucanor
『The Count Lucanor』は『ゼルダの伝説』や『サイレントヒル』、『DARK SOULS』、『ゆめにっき』に影響を受けたというレトロゲーム風ファンタジー・アドベンチャーだ。ドットで描かれたおとぎ話の世界で、謎解きと冒険の旅に出かけよう。Steamでは336のレビューがついており、非常に好評の評価を得ている。
Mad Games Tycoon
『Mad Games Tycoon』は『ゲーム発展途上国』風のゲームスタジオ経営シミュレーション。1980年代の小さなガレージからスタジオを起業して、ゲームのコンセプトを考え、技術を研究し、スタッフをトレーニングして、夢のゲームを開発する。思い切ってゲームエンジンを開発し大赤字になったり、納期を切り上げてバグだらけでリリースし低評価レビューが現れるなど“業界あるある”が詰め込まれている(関連記事)。こちらもSteamで多くのユーザーから、非常に好評の評価を得ている。
Replica
『Replica』は、スマートフォンやSNSを題材にしたインタラクティブ・ノベル。政府組織の命令を受け、テロの疑惑が向けられている容疑者のスマートフォンを操作して証拠を見つけだそう。ゲームは短いが複数のエンディングがプレイヤーを待っている。ゲームはIndieCade Festival 2016 Awardをはじめ、多数の賞を受賞している。
ゲームの購入には、日本からはクレジットカードかPayPalが便利だろう。ゲーム購入後には登録アドレス宛にメールが届き、認証することでストアのサイト上でSteamキーを得ることができる。Steamのようなストアと違い、得られるのはあくまでSteamキーだけなので、購入後はSteamでゲームを有効化する必要がある。
FanaticalはPCゲーマーにはなじみ深いFocus Multimediaによって運営され、200以上の国のゲーマーに4500万以上のキーを販売してきた実績を持つ、大手独立審査サービスTrustpilotの公式ゲーム小売業者。750を超えるパブリッシャーから公式にライセンスされた、4500タイトルを超えるゲームを扱っている。