偵察ドローンや二足歩行メックを操る近未来『CoD』風のF2PマルチプレイFPS『Ironsight』オープンベータ開始
オンラインゲームのパブリッシャーAeria Gamesは2月1日、F2PのマルチプレイFPS『Ironsight』のオープンベータテストを開始した。対応プラットフォームはWindows。公式サイトよりベータ版クライアントをダウンロードするには、Aeria Gamesのアカウントが必要となる(日本語非対応)。
時は2025年、カナリア諸島で発生した大規模な火山噴火により大型津波が発生。欧米諸国は崩壊の危機に直面する。そうした中、欧米国が集う北大西洋連合「NAF」と、ロシアを中心とした多国籍企業「EDEN」により、中東地域の天然資源をめぐる争奪戦が勃発した。プレイヤーは「NAF」もしくは「EDEN」の傭兵として銃を取り、戦場に出向く。
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本作は現代的な武器、キルストリークの要領で発動するドローン/メック、コンパクトなマップで展開するハイペースな銃撃戦など、『Call of Duty』にやや近いプレイフィールのFPSとなっている。操作方法はシンプルに抑えられており、FPSプレイヤーであればすんなりと入り込めるだろう。オープンベータ版で実装されているゲームモードは、6対6のチームデスマッチ、サーチ&デストロイ、セキュア・ポイント、リソース・テイクオーバーの4つ。そのほかチュートリアルと対AI戦が用意されている。
サーチ&デストロイは、攻撃・防衛サイドを交代しながら爆破ポイントにC4を設置する、もしくは設置を阻止する5ラウンド先取制のルール。セキュア・ポイントは変動するキャプチャーポイントを制圧するもので、最後のリソース・テイクオーバーはマップに投下されるAI兵やAIドローンを破壊してポイントを稼ぐモードとなっている。すでに通常マッチとランクマッチの両方がプレイ可能で、マップは市街地、臨海地、ダムなど現時点で8種類。正式リリース時には20種類にまで増える予定だ。なおサーバは北米・欧州のみとなっている。
武器は全部で100種類以上。メインウェポンとしてアサルトライフル・SMG・LMG・スナイパーライフルを、セカンダリーウェポンとしてロケットランチャーやショットガンといった殺傷力の高い武器を装備する。サイト/スコープといったアタッチメントもカスタマイズ可能。キャラクタースキルとして武器の反動軽減、エイム速度向上、投擲武器の所有個数増加など、いくつかの性能補正をかけられるので、試行錯誤しながら自分好みのロードアウトを作成しよう。
マッチ中に一定量のスコアを獲得すると、『Call of Duty』シリーズにおけるキルストリークのように、特殊なドローンを発動させることができる。遠隔操作の滑空爆弾、敵をマーキングする偵察ドローンやUAVドローン、上空よりミニガンを掃射するヘルバード、敵を追尾して爆発する小型四足歩行型ドローン、さらにはリモート操作の二足歩行型メックまで、さまざまな機能を搭載した最新兵器を操れる。なお本作は基本プレイ無料のタイトルであり、有償ゲーム内通貨を通じたルートボックス、エモート、武器スキンなどの販売により収益化を図っている。
ここ数年ほど、『Call of Duty』『バトルフィールド』といったAAA級のFPSタイトルが世界大戦テーマに回帰しており、インディーシーンでも『Day of Infamy』『BATTALION 1944』など第二次世界大戦系のFPSが続々と配信されている。そうした流れが続く中、近未来設定のハイペースなFPSを味わいたいという方は、本作をチェックしてみてはいかがだろうか。