『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』Steam版発売。最大60fps、48:9のマルチモニター環境をサポート

スクウェア・エニックスは2月2日、『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』のWindows PC版をSteamにて発売した。割引期間中に購入すると、「Day One Edition」としてオリジナルサウンドトラックと壁紙が特典としてプレゼントされる。

スクウェア・エニックスは2月2日、『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE(ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ)』のWindows PC版をSteamにて発売した。価格は5184円で、2月9日までは20パーセントオフの4147円となっている。この割引期間中に購入すると、「Day One Edition」としてオリジナルサウンドトラックと壁紙が特典としてプレゼントされる。

本作は、2006年にPS2向けに発売され、全世界累計で610万本を出荷した『ファイナルファンタジー』シリーズ12作目のHDリマスター版だ。昨年、PS4向けに先行して発売され、全世界累計出荷・ダウンロード販売本数はすでに100万本を突破している。

本作の舞台はイヴァリースと呼ばれる世界だ。強大な軍事国家アルケイディア帝国の侵略により、ダルマスカ王国が滅亡。それから2年、空賊にあこがれる主人公のヴァンは、ダルマスカ王家の生き残りで祖国の再興を目指す王女アーシェ、空賊を率いるバルフレアら、戦乱の時代でさまざまな事情を抱える者たちと出会い共に旅をすることになる。

ゲームシステムには、フィールド画面からバトル画面へとシームレスに移行する「アクティブディメンションバトル」を採用しており、仲間や敵との距離や、行動スピードがすべてのアクションに影響を及ぼす。また、強化されたキャラクター育成システム「ゾディアックジョブシステム」により、12種類のジョブの中から2種類を自由に組み合わせて特定の能力に特化したり、短所を補ったりなどプレイヤーの戦略に応じたキャラクターを作成可能だ。ターゲットとアクションをあらかじめセットして自動で行動させる「ガンビット」では、選択できるジョブが2つに増えたことでさらに戦略性が増している。そのほか、やり込み要素として要請を受けてモンスター討伐をおこなう「モブハント」や、バトルに特化した全100ステージの「トライアルモード」なども楽しめる。

今回発売されたPC版では、最大60fpsでプレイ可能で、21:9のウルトラワイドモニターや、マルチモニター(フルHD x3)をサポートする。また、レベル90の状態から遊べる「強くてニューゲーム」や、レベルアップしない「弱くてニューゲーム」をゲームスタート時に選択可能。そのほか、各装備の習得に必要なライセンスポイントや所持金をMAXにするブースト機能、BGMを3種類(オリジナル・新録・サウンドトラック)から選択できるモードも搭載している。

マルチモニター時のスクリーンショット

なお本日2日午後5時から、プロデューサーの加藤弘彰氏やディレクターの片野尚志氏、また声優を務めた武田航平さん、小澤真利奈さんらが出演する公式放送が配信される予定となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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