巨大なオーガたちの進撃を阻止するアクロバティック3Dアクション『Extinction』4月10日に発売へ
Iron Galaxy Studiosは1月30日、シングルプレイ用3Dアクション『Extinction』を2018年4月10日にリリースすることを発表した。プレイヤーは超人的な身体能力を誇る人間の戦士として、全長45メートル以上の巨大なオーガたちに立ち向かい、壁に囲まれた街で暮らす人々を守り抜く。対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox Oneで、販売価格は通常版が59.99ドル、シーズンパスを同梱したデラックス・エディションが69.99ドルとなっている。シーズンパス単体での販売価格は14.99ドルである(シーズンパスの内容は未発表)。
※2017年10月に公開されたトレイラー
本作の世界では昔、「Ravenii」と呼ばれるオーガ軍と人類が戦争を繰り広げていた。いつしか「Ravenii」の進撃が止み、何世紀にもわたり平穏な暮らしを送っていた人類であったが、かつての争いを忘れはじめていたある日、オーガたちが再び街を襲うようになった。主人公「Avil」は、オーガと互角に張り合える数少ない戦士として、オーガ軍の侵略を食い止めるべく立ち上がる。彼こそが、人類滅亡を阻止する最後の砦だ。
「Avil」は二段ジャンプ、ウォールラン、空中滑空、さらにはムチをグラップリングフックのように操ってアクロバティックに世界を飛び回れる。こうした立体アクションを駆使することで、人間の何十倍もの大きさを誇るオーガたちを翻弄していく。まずは周りにいるガーゴイルやゴブリンといったミニオンたちを退治。続いて剣戟のコンボ技を繰り出し、オーガの鎧や四肢を切り落とす。オーガが体勢を崩したところを狙って背中によじ登り、首を切り落として息の根を止める。破壊した部位は時間の経過と共に再生されるため、なんとしても頭部を破壊せねばならない。
オーガの装備・攻撃パターン・保有アビリティは個体ごとにランダム化されるため、一体ずつ、相手の特徴を見極める必要がある。身にまとっている鎧が炎に守られていれば、火が消える瞬間を狙ってスローモーションスキルを発動し、明滅する前に破壊する。スパイク付きのアーマーであれば、接触ダメージを受けないよう滑空スキルを巧みに操る。オーガの周りを飛び回っていると、払いのけようと自らの身体を叩き始めるので、鎧の部分を叩き壊してもらえるように誘導するのだ。このように、鎧の種類によって有効なスキルやアクションが異なる。なお全身が破壊不可能なタイプの鎧で覆われている場合は、「倒す」以外の何かしらの方法で街からオーガを遠ざけねばならない。
ちなみにIron Galaxyの創設者であるDave Lang氏によると、本作は『ワンダと巨像』からインスパイアされたもので、いくらか設定の類似性が見られる「進撃の巨人」については影響を受けていないとのことだ(関連記事)。