ハワイが舞台の攻略自由度の高いオープンワールド『Nightmarchers』など今週紹介した開発中のインディーゲームをまとめるWeekly Indie Pick
「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で紹介されたタイトルをおさらいする企画。今回は2018年1月19日(金)から1月26日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。
今回注目したいのは『Nightmarchers』。ハワイにあるオアフ島を舞台としたオープンワールドゲームだ。プレイヤーはハワイの邪神や民族闘争に巻き込まれながら島の復興を目指す。物語の設定の濃厚さも特徴であるが、本作は味方する勢力によって取得できるスキルが変化したり、敵陣に入る際には動物に変身できたり、クエストが分岐するなど攻略における自由度が非常に高い。スケールの大きな野心作になるだろう。
ピコピコガール
『ピコピコガール』はピクセルアートで描かれる2Dアクションゲームだ。縦横無尽のマップを探索するという、いわゆるメトロイドヴァニア型の形式を採用している。道中のギミックを解き、敵を倒しながら広大な世界を探索する。主人公であるPikoの武器となるのは巨大なハンマーだ。ハンマーを武器に攻撃から謎解きまで幅広くこなす。このハンマーが本作の大きな特徴となる。ちなみに開発元は現在Indiegogoにてクラウドファンディングを実施中だ(紹介記事)。
FAELAND
アメリカ・フロリダ州に拠点を置くインディースタジオTaleGamesが、2Dアクション・アドベンチャーゲーム『FAELAND』をPC向けに開発中だ。本作は、ファミコンなどの8ビット時代のゲームから影響を受けつつ、現代的なメカニクスを取り込んだ作品になるという。本作の詳細についてはまだ多くは明らかにされていないが、広大なファンタジー世界を冒険する、メトロイドヴァニアスタイルのゲームプレイになるという(紹介記事)。
DECEIVER
カナダに拠点を置くインディースタジオHelvetica Scenarioが、『DECEIVER』をWindows/Mac/Linux向けに開発中だ。本作は1982年公開のSF映画「Tron」から影響を受けた3Dグラフィックが特徴の、哲学的シューター作品(Philosophical shooter)だという。本作の世界は、前述した映画「Tron」を彷彿させるネオンカラーのワイヤーフレームのようなグラフィックスタイルで表現されており、プレイヤーはその3D空間を『Mirror’s Edge』のようなパルクールを駆使して探索する(紹介記事)。
Nightmarchers
『Nightmarchers』は実物大のオアフ島を舞台とした、三人称視点のオープンワールド・アクションRPGである。本作の世界では50年前、「偉大なる落雷」と呼ばれる大災害によりオアフ島の人口が激減。島全体が廃墟と化した。生存者たちは外界から隔離されたまま、半世紀にわたり避難生活を続けている。これだけでも十分な苦難なのだが、恐るべきことに「偉大なる落雷」は、ハワイ神話に登場する半神半人「カマプアア」を現世に召喚してしまう(紹介記事)。