Xbox One向け月額ゲーム遊び放題サービス「Xbox Game Pass」マイクロソフトの新作は発売日に提供。定額で新作も遊び尽くせる

マイクロソフトは1月24日、Xbox One向けに海外で展開しているサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」について、今後Microsoft Studiosから発売される独占タイトルは、その発売日からXbox Game Pass向けにも提供すると発表した。

マイクロソフトは1月24日、Xbox One向けに海外で展開しているサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」について、今後Microsoft Studiosから発売される独占タイトルは、その発売日からXbox Game Pass向けにも提供すると発表した。具体的には、Rareが手がけ3月20日に発売予定の海賊アクション・アドベンチャーゲーム『Sea of Thieves』が最初のタイトルとなり、その後も『State of Decay 2』や『Crackdown 3』、そして未発表の『Halo』『Forza』『Gears of War』シリーズなどの新作も発売されれば同時に提供されることになるという。

Xbox Game Passは、月額9.99ドル(約1100円)を支払うことでラインナップされたゲームが遊び放題になるサブスクリプションサービスだ。ソニーのPlayStation Nowにも似たサービスだが、こちらはゲームはストリーミングではなくフルゲームをダウンロードしてプレイする。また加入者は、対象のゲームを購入する際などに割引を受けることもできる。現在およそ160タイトルがカタログにラインナップされ、さらに毎月追加されている(後方互換対応のXbox 360タイトルも含む)。

ラインナップは基本的に旧作で、新しいものでも発売から1年ほど経っている。他社サービスを含め、これが当たり前の状況であるだけに、今回の発表のインパクトは大きい。60ドルの新作がたった10ドルでプレイできると見ることもでき、実際そういう使い方をするユーザーも現れるだろう。ただ、ゲームをサービスとして提供する流れが強まりつつあるなか、長期的な視野に立つと十分に利益が得られるとマイクロソフトは判断したのかもしれない。

ちなみに、Xbox Game PassのタイトルがXbox Play Anywhereに対応している場合はWindows 10版とのクロスバイが適用されるため、たとえば『Sea of Thieves』のPC版も月額9.99ドルで発売日からプレイできることになる。Xbox Game Passは現在40か国で提供されており、日本でもサービス開始されることを期待したい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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