『アサシン クリード オリジンズ』にて奇妙なバグの発見報告が相次ぐ。仁王立ちのかわいいワニや、高速回転しながら浮遊する帆船

Ubisoftが先月発売した『アサシン クリード オリジンズ』は、古代エジプトを舞台にアサシン教団の誕生の秘密にせまる物語を描きつつ、新たなゲームシステムを取り入れるなどして、これまでのところ高い評価を得ている一方で、数々の奇妙な現象(バグ)が話題になっている。

Ubisoftが先月発売した『Assassin’s Creed Origins(アサシン クリード オリジンズ)』は、古代エジプトを舞台にアサシン教団の誕生の秘密にせまる物語を描きつつ、新たなゲームシステムを取り入れるなどして、これまでのところ高い評価を得ている。そんな中、精巧に再現された美しいエジプトの地で発見された、数々の奇妙な現象(バグ)が話題になっており、海外メディアKotakuなどが報じている。

上に掲載したのはコミュニティサイトReddit(12)に投稿された本作のスクリーンショットだ。ご覧のとおりNPCの兵士や馬にテクスチャが貼られておらず、完全にのっぺらぼう状態である。どうしてこうなってしまったのか、発生当時の状況などについて詳しいことは分からないが、PC版においてCPUの性能が特に低い場合や、バックグラウンドで多くの処理をおこなっていたりした場合に発生するという話がある。

こちらはゲーム内で遭遇する野生動物たちだが、ワニの身体がギュッとねじったようになり、一方のガゼルは胴体が反っくり返ってしまっている。そしてなぜか2体とも仁王立ち。こちらも詳細は不明だが、ガゼルに関してはプレイヤーが弓でエイムして照準を当てるとグルッと身体をねじらせる様子が報告されている(以下の動画1分45秒以降を参照)。本作ではこのほか壁や地面を抜けたり、アニメーションせずに歩く(滑る)キャラクター、またダイナミックなものでは港に浮かぶ巨大な帆船が高速回転しながら宙に浮かぶなど、さまざまなバグが報告されている。

こうした奇妙なバグは『アサシン クリード』シリーズに限ったものではないが、『Assassin’s Creed: Unity』では目玉と口と髪を残して顔面が消えてしまうなど、強烈なインパクトのバグを残したまま発売され大きな話題になった。今回紹介したものに関しては基本的には笑って済ませられる程度のものであるが、Ubisoftとしてはもちろん放置しないだろう。これらのバグのことを指しているのかどうかは分からないが、NPCが正しくロードされなかったり、オブジェクトが消失するなど既知のバグについて公式フォーラムで報告し、それぞれアップデートで修正するべく対応中だとしている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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