中世ヨーロッパの島で自由に暮らすMMORPG『Life is Feudal: MMO』オープンベータテストが11月17日から開始

Bitbox Ltd.は10月20日、『Life is Feudal: MMO』のオープンベータテストを11月17日から開始すると発表した。MMOである本作『Life is Feudal: MMO』では約20km四方の巨大な島が用意され、1万人以上のプレイヤーを収容する。

Bitbox Ltd.は10月20日、『Life is Feudal: MMO』のオープンベータテストを11月17日から開始すると発表した。また、期間中にSteamで早期アクセス販売を開始することも合わせて明らかにしている。同スタジオは2015年に中世ヨーロッパをテーマにしたマルチプレイRPG『Life is Feudal: Your Own』を発売しているが、本作はそのMMO版だ。昨年からクローズドベータテストを続けている。

『Life is Feudal: Your Own』では、約3km四方の広さの島を舞台に最大64人でのマルチプレイを楽しめたが、MMOである本作では約20km四方の巨大な島が用意され、1万人以上のプレイヤーを収容する。島では時間経過はもちろん、季節や天候も変化する。前述したように中世ヨーロッパをテーマにしているが、その時代の環境を可能な限りリアルに再現する一方、登場する民族やストーリー要素、またいくつかの装備やアイテムなどにはフィクションも取り入れている。

本作の世界は巨大なサンドボックスであり、一定のルールのもとプレイヤーには多くの自由が与えられる。スキルを学ぶことにより家や城などの建物を建築できるほか、トンネルを掘ったり丘を作ったりと地形を変えることもできる。それどころか、海に新たな島を造ることさえも可能だという。『Life is Feudal: Your Own』と同じく充実したクラフトシステムが用意されており、島の中で発見できる資源を集めて多種多様な装備品を作ることができる。また、食事の調理にもクラフトシステムは取り入れられている。

この島ではどのように暮らすも自由だが、出会ったほかのプレイヤーは必ずしも友好的とは限らず、島には危険な野生動物も生息している。スタミナや体温などの管理も求められ、本作はサバイバルの要素が強い。ギルドシステムを利用して、気のあった仲間とパーティーを組んで協力し合うことは有効なプレイスタイルの一つだろう。バトルにおいては、パーティーリーダーの号令によって陣形を組んで戦うことでダメージボーナスを得ることができる。また拠点となる砦などを築くと、モニュメントを建てて領地を主張することができるようになる。ほかのグループとの勢力争いを繰り広げるような展開に発展するかもしれないが、そうした場合でも仲間がいると心強いことだろう。

本作はこれら以外にもさまざまな要素が用意される予定で、Bitbox Ltd.が主張するようにゲームプレイはハードコア、かなり野心的なプロジェクトと言える。まだまだ開発途上ではあるが、オープンベータテストでその世界を体験してみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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