PS4システムソフトウェア「バージョン5.00」が提供開始。ペアレンタルコントロールの強化や、フレンドのカスタムリストなどが追加
ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは本日10月3日、PlayStation 4本体のシステムソフトウェア「バージョン5.00 “NOBUNAGA(ノブナガ)”」を提供開始した。
このアップデートでの主な追加要素としては、まず「ファミリーメンバーの登録機能」が挙げられる。設定の「ペアレンタルコントロール/ファミリー管理」画面でファミリー管理者を設定することで、そのPS4本体でオンライン機能を使用できるユーザーをファミリーとして7人まで登録できる。管理者以外に保護者を設定することも可能で、これによって複数の大人が子供たちのペアレンタルコントロールを個別に管理することができるようになる仕組みだ。ペアレンタルコントロールの設定は、PCやスマートフォンからでも変更できる。
また、フレンド選択時のメニューに「カスタムリスト」が追加された。一緒に遊ぶゲームなど合わせてリストを作成してフレンドを登録していくことによって、目的のフレンドを探しやすくなる。そのほか、クイックメニューでは「お知らせ」を確認できるようになった。クイックメニューならばゲームのプレイ中や動画の視聴中であっても手軽にチェックできるため、地味ながら便利な追加要素だろう。
PlayStation VR関連では、ヘッドホンを接続した場合に、Blu-rayディスクやDVDコンテンツが5.1chおよび7.1chバーチャルサラウンドで出力可能になったほか、ゲームプレイを配信する際に、観戦者のコメントをVRヘッドセットの画面にも表示できるようになった。ちなみにPlayStation 4 Proでは、今回のアップデートを適用することにより、Twitchを通じて配信する場合に1080p(60fps)が選択可能になる。
そのほか、イベント機能のトーナメントにて「チームトーナメント」が作成できるようになる。イベント画面ではチームを作成したり、ほかのユーザーが作成したチームに参加でき、またチームページでは進行中のトーナメントの状況や今後の予定の確認、チームメンバーとのコミュニケーションがおこなえる。このチームトーナメントは現時点では利用できないが、数日以内に提供されるとのことだ。システムソフトウェアバージョン5.00ではこれら以外にもいくつか追加要素があるため、詳細は公式サイトを確認してほしい。