「id Tech Engine 6」採用の『DOOM』『Wolfenstein II』がニンテンドースイッチにてリリース決定。『スカイリム』は2018年初頭に

Bethesda Softworksは、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けにid Softwareの『DOOM』とMacihneGamesの『Wolfenstein II: The New Colossus』をリリースすると発表した。『DOOM』が2017年のホリデーシーズン、『Wolfenstein II』が2018年。

Bethesda Softworksは、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けにid Softwareの『DOOM』とMacihneGamesの『Wolfenstein II: The New Colossus』をリリースすると発表した。『DOOM』が2017年のホリデーシーズン、『Wolfenstein II』が2018年。同社のパブリッシング作品としては、Bethesda Game Studiosの『The Elder Scrolls V: Skyrim』に続く3本目のNintendo Switchタイトルとなっている。

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『DOOM』は2016年5月にPCおよびPS4/Xbox One向けにリリースされたFPS。1993年のジャンル黎明期から続くシリーズをリブートした同作は、スピーディかつバイオレンスなアクション性で高い評価を獲得し、悪魔とデーモンスレイヤーの新たな戦いを世に広めた。同作はマルチプレイヤーモードを搭載しており、Nintendo Switch版でもプレイすることができる。また『Wolfenstein II』は、同様にFPS黎明期に存在した『Wolfenstein』シリーズの最新作。2014年にリリースされた前作『Wolfenstein: The New Order』の主人公B.J.ブラスコヴィッチが再登場し、ふたたびナチス・ドイツ軍と戦いを繰り広げる。こちらは現在開発中の作品で、PC/PS4/Xbox One版の発売は2017年10月が予定されている。

なお初代『DOOM』や『Wolfenstein 3D』など、両シリーズともに過去作はスーパーファミコンなどの機種でも販売されており、最新作が任天堂ハードでひさびさに発売されることとなる。このほか興味深いのは、両作ともにid Softwareが開発している「id Tech Engine 6」を採用している点だ。近年の「id Tech Engine」は、Bethesda Softworksパブリッシングのアクションゲームの多くに採用されており、たとえば前バージョンである「id Tech Engine 5」では『Rage』『サイコブレイク』『サイコブレイク2』『Dishonored 2』などが開発されている。今後同社の「id Tech Engine」製タイトルが、さらにNintendo Switchで登場することに期待できそうだ。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=8oXGNb2J2Z8

このほか、Nintendo Switch版『The Elder Scrolls V: Skyrim』が2018年初頭(海外では2017年11月)にリリースされることも発表された。Nintendo Switch版は全DLCを収録しているほか、Joy-Conでの独自の操作に対応。また『ゼルダの伝説』シリーズのamiiboを使うことで、同作の装備品をゲーム内に登場させることができるようになる。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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