Humble Storeにてゲーム版『ウォーキング・デッド』シーズン1のSteamキー無料配信が2日間にわたり実施中

Humble Storeにて、Telltale Gamesが開発したゲーム版『The Walking Dead(ウォーキング・デッド)』シーズン1の無料配布が2日間の期間限定にて開始されている。購入にはHumble Storeのアカウントが必要。ストアページの「Add to Cart」を押し、右上のカートボタンから「Get it for free!」をクリックすれば、同作のSteamキーが取得可能だ。

Humble Storeにて、Telltale Gamesが開発したゲーム版『The Walking Dead(ウォーキング・デッド)』シーズン1の無料配布が2日間の期間限定にて開始されている。購入にはHumble Storeのアカウントが必要。ストアページの「Add to Cart」を押し、右上のカートボタンから「Get it for free!」をクリックすれば、同作のSteamキーが取得可能だ。

なお本作シーズン1は2013年にサイバーフロントから日本語PC版がリリースされているが(2014年からはスクウェア・エニックスが販売を担当)、Steam版には日本語字幕は含まれていないので注意したい。アドベンチャーゲームでセリフが多いということもあり、ゲームをプレイするには英語文章の読解力が必要になるだろう。日本国内では非公式の日本語化Modの流通も確認できるが、ウィルスが検出されたとの報告も以前より見られるため、注意したい。

『The Walking Dead』は、IPモノのアドベンチャーゲームを専門に開発する「Telltale Games」が2012年4月にリリースした作品。ウォーカー(ゾンビに似た存在)が蔓延した世界でのサバイバル生活を描くコミック版「The Walking Dead」を原作として同作は、主人公「リー」と少女「クレメンタイン」の独自の物語が5エピソードにわたって繰り広げられる。陰鬱としたストーリーを歩む原作と同様に、「善悪では片付けきれない選択肢」「正解のない選択肢」を突きつけられるシーズン1はアドベンチャーゲームとしては異例の高い評価を浴び、「Spike Video Game Awards」を筆頭とした2012年のGame of the Yearを総なめにした。

Telltale Gamesの出世作ともいえる同作では、のちにシーズン1のDLC「400 Days」や原作キャラクター「ミショーン」のスピンオフが配信されている。メインシリーズも、2013年12月からは「クレメンタイン」を主役としたシーズン2の配信がスタート、また昨年12月から今年5月にかけてはシーズン3となる「A New Frontier」もリリースされた。シリーズの物語を締めくくる最終シーズンは、2018年に登場予定となっている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

Articles: 1728