『Life is Strange: Before the Storm』エピソード1「Awake」海外配信開始。クロエの過去を描く前日譚

スクウェア・エニックスは9月1日、Deck Nine Gamesが開発する『Life is Strange: Before the Storm』のエピソード1「Awake」の海外配信を開始した。対象プラットフォームはWindows(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox Oneで、日本語は非対応。

スクウェア・エニックスは9月1日、Deck Nine Gamesが開発する『Life is Strange: Before the Storm』のエピソード1「Awake」の海外配信を開始した。対象プラットフォームはWindows(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox Oneで、日本語は非対応。通常版の販売価格は2600円、ボーナス・エピソード付きのデラックス・エディションは3772円となっている。

本作は『Life is Strange』の3年前を描く前日譚であり、主人公は16歳のクロエ。彼女と親しい仲であったレイチェルとの物語が紡がれる。オリジナルの主人公マックスのような時を巻き戻す能力は登場しないが、口論により不利なシチュエーションを切り抜ける時間制限付きの会話イベント「Backtalk」が発生する。またクロエはマックスのように写真を撮るのではなく、落書きやグラフィティにより自分を表現する。クロエの自室では衣装を変更することも可能だ。

エピソード1ではブラックウェル高校の人気者レイチェル・アンバーとの出会いから、オリジナルにも登場したネイサンやビクトリア、ウェルス校長、グラント先生といったお馴染みの面子との交流が描かれる。途中ではクロエの母ジョイスやその恋人デイビッドとの関係性、疎遠になったマックスに対する想いにも触れられる。本筋から逸れてテーブルトークRPGに熱中することも。

プレイヤーが選んだ言動により物語の展開が変わっていく点はオリジナルから変わらず。マルチエンドが用意されることも明らかになっている。はぐれ者のクロエと高校カースト上位のレイチェルという一見すると共通項のない二人が助け合い、互いに不足しているものを分かち合うことで成長し、困難を乗り越えていく『Life is Strange: Before the Storm』。今後は全3話からなるエピソード形式で配信されていく予定だ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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