「塊魂」クリエイター高橋慶太氏の『Wattam』最新映像。寿司が空を飛んでリンゴがウンコになる新作、PC/コンソールで2018年発売

「Funomena」は、現在開発中の新作『Wattam(ワッタン)』の最新映像を公開した。「Funomena」は『塊魂』『のびのびBOY』で知られるゲームデザイナー高橋慶太氏と、『Journey(風ノ旅ビト)』のプロデューサーRobin Hunicke氏が立ち上げたスタジオ。

「Funomena」は、現在開発中の新作『Wattam(ワッタン)』の最新映像を公開した。「Funomena」は『塊魂』『のびのびBOY』で知られるゲームデザイナー高橋慶太氏と、『Journey(風ノ旅ビト)』のプロデューサーRobin Hunicke氏が立ち上げたスタジオ。『Wattam』は2014年12月の「PlayStation Experience」で発表された、同スタジオの第一段タイトルである。

『Wattam』は奇妙なキャラクター同士の掛け合いを楽しむパズルアクションゲームだ。プレイヤーは自身の分身である「Mayor」を中心に、エリア内に存在するキノコやトイレ、雲やドーナツに寿司といったさまざまなキャラクターを操作する。各キャラクターにはそれぞれ固有の能力が存在しており、それらを駆使して仲間たちを集め、各エリアのクリア目標を攻略していく。食べたリンゴのキャラクターがウンコになったり、寿司がネタを羽ばたかせて空を飛んだりと、高橋氏の過去作以上に奇妙で愉快な世界観が魅力的だ。

※2015年6月の「E3」にて公開されたトレイラー

今回の最新映像とともに、「Funomena」は同作が「PAX West」にプレイアブル出展されることや、パブリッシャーが新たに「Annapurna Interactive」に決定したことも明らかにしている(「Annapurna Interactive」は、『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』や『Kentucky Route Zero: TV Edition』などで知られるパブリッシャー)。『Wattam』はPC/コンソールを対象に2018年リリース予定だ。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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