ケモノARPG『Biomutant』がPC/PS4/Xbox One向けに発表。カンフーを主体に剣と銃を組み合わせて戦うオープンワールドゲーム

THQ Nordicは8月21日、オープンワールド・アクションRPG『Biomutant』を発表した。プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox Oneで、2018年発売予定。

THQ Nordicは8月21日、オープンワールド・アクションRPG『Biomutant』を発表した。プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox Oneで、2018年発売予定。開発するのはスウェーデン・ストックホルムに拠点を置くExperiment 101で、『Just Cause』シリーズなどで知られるAvalanche Studiosの元スタッフによって設立されたインディースタジオだ。

*海外メディアIGNを通じて公開されたトレイラー

本作の舞台は、文明崩壊後のファンタジー世界。プレイヤーは小さなケモノのヒーローとなり、さまざまなモンスターや危険なケモノ部族が暮らすこの世界を冒険する。公開されたトレイラーなどでは自然溢れる環境が確認でき、プレイヤーは徒歩だけではなく、パラグライダーや気球、ジェットスキー、あるいはメカなどに乗って探索することができる。

THQ Nordicが本作について「カンフーを題材にしたゲーム」であると予告していたとおり、本作のバトルシステムはカンフーを含む武術(マーシャルアーツ)を主体としつつ、剣や銃などの武器を組み合わせたスピーディーなゲームプレイになるという。武術のスキルはゲームを進める中で習得したり、旅の中で出会うカンフーの達人たちから教えてもらうこともできる。また、入手したパーツを組み合わせてオリジナルの剣をクラフトしたり、銃をカスタマイズする要素もある。クラフト要素は武器だけではなく、ジャンプパックなどの装備を作ったり、お供に連れている小さなメカのカスタマイズにも利用する。

スクリーンショットではさまざまな色の毛をした主人公が確認できるが、ゲームでは過去の文明の遺物である放射能汚染物質に触れることで、自らの属性を変化させてテレキネシスや空中浮遊などのアビリティを扱うことができるようになる。本作の世界には放射能汚染以外にも過酷な環境があり、ガスマスクと酸素ボンベを装備しないといけないエリアや、防寒装備が必要な極寒のエリアなどもある。大厄災に苦しむこの世界は、互いにいがみ合う部族をまとめあげる(あるいは倒す)ことができる強力なヒーローを求めている。プレイヤーの行動や選択一つひとつによって、その物語の結末が変化していくという。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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