3人のキャラクターを切り替えて戦うTPS『Agents of MAYHEM』Steamで発売。『Saints Row』シリーズ開発元の最新作
Deep Silverは8月16日、『Agents of MAYHEM』をSteamで発売した。価格は6080円。海外ではPlayStation 4/Xbox Oneでも発売されている。本作は、『Saints Row』シリーズの開発元として知られるDeep Silver Volitionが手がけた、シングルプレイ専用のオープンワールド・アクションゲームだ。
本作は二つの勢力の戦いを描いており、すべての始まりはMorningstarと呼ばれる謎の人物が率いるスーパーヴィラン集団LEGIONが、ダークマターのパワーを使った武器とテレポート技術を利用して世界同時攻撃を仕掛けたことにあった。のちにDevil’s Nightと呼ばれるこの出来事を境に、LEGIONが世界を恐怖支配してしまう。そうした中、Ultor Corporation(『Saints Row』シリーズにも登場した企業)はLEGIONに対抗するための対テロ組織MAYHEMを発足させ、そのトップには元LEGION幹部のPersephone Brimstoneを就かせた。そしてMAYHEMのエージェントたちは、LEGIONが誇るマッドサイエンティストDoctor Babylonが統治する韓国・ソウルへ向かう。
本作のゲームプレイはアクション要素の強いTPSとなっており、プレイヤーは3人のエージェントを切り替えながらプレイする。エージェントには総勢12人の個性的なキャラクターが登場し、それぞれ異なる武器やスキル、またLEGIONと戦う理由となるバックストーリーを持っている。出動するエージェントの選択や、アップグレードやカスタマイズなどはMAYHEMの拠点ARKでおこなう。
舞台となるソウルはオープンワールドとなっており、プレイヤーは自由に探索できる。エージェント専用車を呼び出したり、あるいは街をパトロール中のLEGION兵士から奪った車でのドライビングを楽しむことも可能。プレイヤーは捕虜になっている科学者を救出するなどのミッションをこなしながら、「七つの大罪」から名を取ったLEGIONの幹部たちを倒し、ソウルの街を解放するのだ。
※予約特典として『Saints Row』シリーズのJohnny Gatが追加エージェントとして提供された
Ultor Corporationが登場することからも分かるとおり、本作は『Saints Row』シリーズと世界観を共有している。MAYHEMのエージェントたちやゲーム全体のノリにもユーモアがふんだんに盛り込まれており、同シリーズのファンにもアピールする内容となっているようだ。