PCゲームプラットフォーム「Steam」の月間アクティブプレイヤー数が6700万人を突破、PSN/Xbox LIVEと同規模のプレイヤーベース
Valveは今週シアトルにて開催された「Casual Connect」のカンファレンスにて、PCゲームプラットフォーム「Steam」の月間アクティブプレイヤー数が6700万人を突破したと明らかにした。現地メディアGeek Wireが報じている。なおこれは今年7月に開催された「Indigo 2017」でも現地メディアDSO Gamingより報じられていた数値となる。
他のプラットフォームと比較すると、ソニーのPlayStation Netoworkは今年5月の発表時点で7000万人、MicrosoftのXbox LIVEは今年1月の発表時点で5500万人となっており、Steamは家庭用ゲームハードと同等のプレイヤーベースを保持していることがわかる。なお今回発表された2017年度のSteamにおける各地域の売り上げでは、上位から北米が34パーセント、欧州が29パーセント、そしてアジア地域が17パーセント。近年成長を続けるアジア地域は、中国・韓国・日本が内訳となっており、特に中国は大きなシェアを占めている。2017年1月には、スタジオ「Squeaky Wheel」がSteamウィンターセールに関する地域別売上をSteam Spyから算出し、中国は米国の35パーセントに次ぐ17パーセントの売上を記録したと伝えていた(参考リンク: Gamasutra)。
ほかにも今回の発表によれば、Steamのデイリーアクティブユーザー数は現在3300万人、同時接続プレイヤー数は今年1月にピーク時1400万人を記録。近年Valveは世界各国でのSteamの利便性向上を目指しているほか、年間4000万本以上の新作がリリースされるなど販売するタイトル数の増加にも踏み切っており、それに従ってユーザー数も好調な成長を続けている状況だ。