『Hellblade: Senua’s Sacrifice』には「フォトモード」が搭載。幻覚を見る女戦士、ヴァイキングの地獄世界の一瞬を美しく切り取れ
Ninja Theoryは7月25日、現在開発中の『Hellblade: Senua’s Sacrifice』に「フォトモード」が搭載されることを発表した。本作のフォトモードは、メインメニューで有効にしておけば、ゲーム中にいつでもボタンひと押しで呼び出せるという。フォトモードには、目的の瞬間をどのように撮影するかカメラをパン/ロールできたり、焦点距離やカラーグレーディング(色彩調整)をいじったりなど、さまざまなツールやフィルターが用意されている。プレイヤーの感性次第で、ほかにはない一枚を本作のゲームプレイから切り取ることができるだろう。
なおフォトモードとは別に、本作はNVIDIA Anselにも対応している。こちらはPC版でNVIDIAのGeForce GTX GPUユーザーのみが使用できる機能だが、フリーカメラや各種フィルタ、また超高解像度対応や360度パノラマ・スクリーンショットの出力など、強力なスクリーンショット撮影ツールが用意されている。
本作を手がけるNinja Theoryは『DmC: Devil May Cry』や『Heavenly Sword』の開発元として知られているが、『Hellblade: Senua’s Sacrifice』は比較的小規模なチームで開発しており、ゲームのボリュームも控えめ(その代わり価格も控えめ)。しかし、Unreal Engine 4を用いてAAAタイトルに引けを取らないクオリティを目指している。下に掲載したゲームプレイ映像を含め、グラフィックに対してはすでに高い期待が集まっており、フォトモードやAnselへの対応は本作の映像表現への自信の表れととらえることができそうだ。本作はSteamと海外PlayStation 4向けに8月8日に発売予定(国内ではSteam版は8月9日発売)。Steamの対応言語リストによると、日本語表示にも対応するようだ(関連記事)。
*海外メディアIGNを通じて公開された最新ゲームプレイ映像。精神を病み、幻覚や幻聴に悩まされる主人公Seunaの一面が垣間見える