『Darkwood』3年間の早期アクセスを経て8月17日正式リリースへ。森林からの脱出を図る2Dサバイバルホラー

Acid Wizard Studioは7月20日、見下ろし視点の2Dサバイバルホラー『Darkwood』を8月17日に正式リリースする旨を発表した。本作は2014年7月にSteamでの早期アクセス販売を開始した作品だ。

Acid Wizard Studioは7月20日、見下ろし視点の2Dサバイバルホラー『Darkwood』を8月17日に正式リリースする旨を発表した。本作は2014年7月にSteamでの早期アクセス販売を開始した作品であり、対象プラットフォームはWindows/Mac/Linux(Steam)となっている。以下は発表とともに公開された実写トレイラーと、2014年当時のティザー映像である。

本作の舞台となるのは、異様な速度で拡大し、周囲を飲み込みつつある深い森林。そこには野生動物だけでなく、人間や動物が変異したクリーチャー、そして奇妙な森の住人たちが密やかに暮らしている。主人公は何かしらの目的があって森を訪れたものの、抜けだす術を失ってしまう。日中は森から脱出するための手がかりを求めて探索し、夜間には凶暴化したクリーチャーから逃れるため拠点に戻り籠城。バリケードやトラップ、家具を使って防塞を築き、太陽が昇るまでクリーチャーの襲撃を耐え凌ぐ。

森で手に入る物資は限られており、武器・道具をクラフトしてもすぐに壊れてしまう。主人公のスタミナも少なく、ひとたび敵に追われると負傷せずに逃げ切ることは難しい。また森の中は薄暗いため、視野が狭くなる。注意深く進まないとトラップに引っかかったり、息を潜めていたクリーチャーから不意打ちを食らう。さらに森の構造やイベントはプロシージャル生成により毎回変化するため、何度挑戦してもサプライズが待っている。ノーマル難易度では死亡するたびに持ち物の半分をドロップし、高難易度設定ではパーマデス(1度死亡するとゲームの最初からやり直しになること)が適用される。どこまでも容赦のないサバイバルホラーなのだ。

不気味な森の住人

8月17日の正式リリース時には、既存のプロローグ、チャプター1、チャプター2に加え、エピローグが追加される。また正式リリースまでには最低1回のアップデートを挟むとのことだ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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