『The End is Nigh』がSteamで発売。『Super Meat Boy』開発者の死にゲー最新作、引きこもりゲーマーが友達造りのため外へ出る

インディーデベロッパーのEdmund McMillen氏とTyler Glaiel氏は7月13日、2Dアクション・アドベンチャーゲーム『The End is Nigh』をSteamで発売した。価格は1480円。主人公は、さまざまな即死トラップが配されたステージをジャンプアクションを駆使して突破して先へ先へと進んでいく。

インディーデベロッパーのEdmund McMillen氏とTyler Glaiel氏は7月13日、2Dアクション・アドベンチャーゲーム『The End is Nigh』をSteamで発売した。価格は1480円。本作のサウンドトラックも同時に発売し、こちらは498円のところ現在10パーセントオフの448円で購入可能だ。

本作の主人公は、Ashという名の黒い塊の生命体だ。天変地異によって世界が崩壊し、ほとんどの生き物が死に絶える中、彼はそんなことおかまいなしに引きこもってテレビゲームに没頭していた。しかし、ゲームプレイを配信しても視聴者数は当然ゼロ。あげくに大事なゲームカセットが壊れ、“端子をフーフー”しても復活しなくなってしまった。そこで彼は、久しぶりに外の世界に出て友達を造り(文字どおり、身体の各パーツを見つけてきてくっ付ければ“造れる”と思い込んでいる)、新しいゲームカセットを探すことにした。

McMillen氏といえば、Team Meatとして『Super Meat Boy』を手がけたことで知られるが、『The End is Nigh』のゲームプレイは同作に似ており、さまざまな即死トラップが配されたステージをジャンプアクションを駆使して突破して先へ先へと進んでいく。『Super Meat Boy』のように壁を蹴っての三角跳びはできないが、壁の突起や縁に掴まることができ、さらに上へ登ったり反対側へ飛び移ったりできる。水の中を進むステージもあり、ここでは浮力が効くため、地上とは異なる操作が求められる。ほんの僅かな操作ミスが命取りになり、何度も何度も死にながらクリアしていくタイプのゲームだ。

本作には環境の異なる12種類以上のエリアが登場し、その中に600種類以上のステージが収録されている。前後のステージ間はロードを挟むことなく自由に行き来可能だ。収集要素として黒い腫瘍の塊が合計100個、各ステージ内に配置されている。またゲームカセットも20本以上が配置されており、それぞれ実際にプレイできるミニゲームが収録されている。ステージ内には隠し部屋や隠しルートなどもあり、またエンディングも複数用意されているという。世界の終わりを生きるAshに、はたしてハッピーエンドはあるのだろうか。

*Nintendo Switch版のゲームプレイ映像。Nicalisから年内発売予定となっている

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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