金採掘シミュレーションゲーム『Gold Rush: The Game』が正式発表。黄金求めて土掘り起こせ、リアルな重機シミュレーター

PlayWayは新作タイトル『Gold Rush: The Game』を正式発表した。PlayWayは、緊急通報に対応する『911 Operator』や車両カスタマイズが楽しめる『Car Mechanic Simulator 2015』など、マニアックなテーマのタイトルを販売してきたパブリッシャーだ。

PlayWayは新作タイトル『Gold Rush: The Game』を正式発表した。PlayWayは、緊急通報に対応する『911 Operator』や車両カスタマイズが楽しめる『Car Mechanic Simulator 2015』など、マニアックなテーマのタイトルを販売してきたパブリッシャーだ。開発スタジオCodeHorizonが手がける今作『Gold Rush』は、金採掘にスポットを当てたシミュレーションゲームとなっている。

https://www.youtube.com/watch?v=6KYgKr6wDY0

プレイヤーはゲーム内で一攫千金を狙う事業主となり、まずは基本的な設備を用いて最初の金を手に入れることになる。金を手に入れたらそれを売却し、資金でさらにすぐれた設備を購入し、金を大量に入手できるシステムを構築していくのが本作の基本的な流れだ。とはいえ販売できる金を手に入れるまでには複数のステップがあり、まずは金を掘り起こし、そのあとは泥を取り除き、さらに集めた金塊のかけらを精錬しなければならない。

ゲームの舞台となるのはアメリカ・アラスカ州をモチーフにした4つの採掘場で、同地域は1899年にゴールドラッシュが起きたことでも知られる。ゲーム内の世界は春夏秋冬4つの季節を巡り、さらに昼夜のサイクルも存在しているという。

金を振り分ける巨大設備がぐるぐると動き回るだけで一部のメカニック好きにはたまらない描写となっているが、本作には重機シミュレーターとしての側面も備わっている。ゲーム内の重機はリアルな動作で稼働する上に、最大で地平から10メートル地下までを掘り起こすことが可能。どの程度まで地形を掘り起こせるのか、また車両がバランスを崩して倒れてしまうといった要素までシミュレートされているのかは現時点で不明だが、プレイ映像(特に上記掲載の下の映像)を見る限りではかなりリアルな掘り起こしシミュレーションが楽しめるように見える。

なお『Gold Rush』は現在、Kickstarterにて初期目標額1万カナダドルを求めるクラウドファンディングを実施中だが、すでに残り30日で6万6000カナダドル以上を獲得している。2017会計年度Q3のリリースが予定されており、すでにSteamでの配信が決定している。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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