『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」が配信開始。新たなゲームモードや装備などが収録

任天堂は6月30日、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」をNintendo SwitchとWii U向けに配信開始した。

任天堂は6月30日、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」をNintendo SwitchとWii U向けに配信開始した。単体では販売されていないため、ゲーム本編に導入するにはこの「試練の覇者」と、今年冬に配信予定の追加コンテンツ第2弾「英傑たちの詩(バラッド)」、そして「始まりの台地」に追加される特製宝箱3つが含まれる「エキスパンション・パス(シーズンパス)」を購入する必要がある。価格は2500円(税込)。

「試練の覇者」を導入することによって、とある場所で「剣(つるぎ)の試練」に挑戦できるようになる。裸一貫から始まり、次々と現れる敵を倒しながら部屋を進み、約45部屋すべてをクリアするとマスターソードの攻撃力が常に最大になる。また、「マスターモード」では、敵の強さが1段階上がっており、通常は出てこない最上位の敵も登場するようになる。攻撃してダメージを与えても、倒し切らないと敵の体力が徐々に回復するなど、その名のとおり上級者向けのモードだ(当初は「ハードモード」とされていたが名称変更された)。

そのほか、セーブデータに記録されている過去200時間ほどの足跡をマップ上に表示する「足跡(あしあと)モード」が追加される。これによって、まだ訪れていない場所が一目で分かるようになる。また、どこかに追加された宝箱から「ワープマーカー」を発見すると、現在地をワープ地点としてマップに登録できるようになる(一度に登録できるの一か所のみ)。

追加の宝箱からはそのほかに、「ムジュラの仮面」「ミドナの冠」「チンクルの頭巾」「チンクルの服」「チンクルのズボン」「ファントムの兜」「ファントムの鎧」「ファントムのすねあて」といった、『ゼルダの伝説』シリーズの過去作品をモチーフにした装備や、隠れているコログの近くを通ると揺れて教えてくれる「コログのお面」が入手できる。なお、これらの追加アイテムはゲーム内のお店で売ることもできるが、限定アイテムのため、売ってしまうと二度と手に入らなくなるので注意されたい。

今回の追加コンテンツ第1弾配信に合わせて、『ゼルダの伝説』ポータルサイトでは新たに「KEYWARDS」ページが公開された。「ゼルダ」や「マスターソード」「トライフォース」など、『ゼルダの伝説』にまつわるさまざまなキーワードを解説する内容になっている。本作で初めて『ゼルダの伝説』シリーズに触れたプレイヤーにとって、あるいはそうでない方にとっても、シリーズの世界観を正しく知るための一助となるだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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