『League of Legends』日本リーグLJL参加チーム「7th heaven」がプロゲーミングチーム化を宣言

日本の『League of Legends』チーム「7th heaven」は、2015年5月よりプロゲーミングチームとして活動することを明らかにした。

日本の『League of Legends』チーム「7th heaven」は、2015年5月よりプロゲーミングチームとして活動することを明らかにした。「7th heaven」は『LoL』の日本リーグ「League of Legends Japan League(LJL)」に参加しているチームだ。「Rascal Jester」の実業団チーム化、「DetonatioN FM」のプロゲーミングチーム化に続く宣言で、日本の『LoL』シーンのプロ化が急速に進みつつある。

「7th heaven」は2015年5月より、ゲーミングハウスでの選手の共同生活をスタートさせるほか、ゲームプレイに応じた給与が支払われるようになる。公式サイトでは、「ゲームを”仕事”としてプレイをし、共同生活を通じてメンバーたちの絆を深めて、更なる高みを目指せるように精進して参ります」としており、ただ強いだけではなくエンターテインメントも兼ね備えたチームとなることが約束されている。

プ ロゲーミングチーム化に伴い、注目されるのが新体制の発足だ。先日発表されたEvi選手の加入、Clockday選手のsupportへの転向に続き、 e-Sportsの強豪国である韓国から選手およびコーチ3人が加入する。「Alvingo氏」はKatarinaを得意とするmid選手で、過去に韓国 のプロチームXenics Stormに所属、韓国のゲーム専門チャンネルOnGameNet(OGN)のトーナメントにも複数の参加経験がある。Jungleを務める「SSuN」 選手はMidas FIOに所属していた人物で、同様にOGNトーナメントへの参加経験がある。新コーチとなる「JoyLuck氏」は、北米チームTeam Dignitasのコーチで(参考URL)、自身はsoloQでChallengerのJunglerであり、韓国のJungleチャンピオンTierリストでも番付を決める人物として過去に名前が出ている。なお今回の新体制発足にともない、enty選手およびスタッフmocha氏のチーム退団が決定したとのことだ。新たなロースターは公式サイトより確認できる。

「7th heaven」は結成1年目ながらも、今年2月から3月にかけて開催された「LJL 2015」のシーズン1において、リーグ戦で3位に位置づけたチームだ。今回の大幅なチーム強化で、5月末から開催されるシーズン2にてどのような活躍を 見せるのか、注目が集まるだろう。なお先日には、DetonatioNから発足した「Rabbit Five」の独立も発表されており、新チーム「Apex R Gaming」の参戦も含め、「LJL」はまた大きく様変わりする。

 

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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