『Splinter Cell』シリーズ新作についてUbisoft CEOがコメント、現在はたくさんのアイデアの中からひとつを選び出す段階

Ubisoftは6月26日、公式ブログUbiBlogにて同社設立者でありCEOのYves Guillemot氏に、先日開催されたE3 2017についてインタビューをおこなっている。なお、インタビューが収録されたのはUbisoftのE3プレスカンファレンスがおこなわれた日の翌日である。

Ubisoftは6月26日、公式ブログUbiBlogにて同社設立者でありCEOのYves Guillemot氏に、先日開催されたE3 2017についてインタビューをおこなっている。なお、インタビューが収録されたのはUbisoftのE3プレスカンファレンスがおこなわれた日の翌日である。

Guillemot氏は、『Mario + Rabbids Kingdom Battle』を発表するために共にステージに上がった任天堂の宮本茂氏についてや、『Beyond Good and Evil 2』などプレスカンファレンスで披露したタイトルについて語っているが、その中で『Splinter Cell(スプリンターセル)』シリーズの現状についても短くコメントしている(以下の動画の3分6秒から)。

実はGuillemot氏は、このインタビューの直前にRedditでAMA(Ask Me Anything、なんでも聞いていいよ)を実施しており、『Splinter Cell』シリーズ新作について尋ねられたGuillemot氏は以下のように回答していた

[perfectpullquote align=”full” cite=”” link=”” color=”” class=”” size=””]『Splinter Cell』は我々がよく話題にするブランドで、個人的にもお気に入りのシリーズのひとつです。いまのところ具体的にお伝えできることはありませんが、開発チームはさまざまなことに取り組んでいますので、もうしばらくお待ちください。[/perfectpullquote]

インタビュアーはこのRedditでの回答に触れ、なにか付け加えることはあるかと尋ね、Guillemot氏は以下のようにコメントしている。

[perfectpullquote align=”full” cite=”” link=”” color=”” class=”” size=””]『Splinter Cell』ブランドについていま言えることは、我々はたくさんのスケッチやアイデアの提案を受けている段階だということです。そしてこれから、その中からひとつをピックアップすることになるでしょう。みなさんにもお見せする時期が来ると思いますが、それはもうしばらく先になります。[/perfectpullquote]

『Splinter Cell: Blacklist』

『Splinter Cell』シリーズは、アメリカ国家安全保障局の秘密部隊「サードエシュロン」のエージェントであるサム・フィッシャーを主人公とする人気ステルスアクションゲームだ。2013年に発売されたシリーズ6作目『Splinter Cell: Blacklist』が最後の作品となっている。この作品でサムは、新たに組織されたアメリカ大統領直属の「フォースエシュロン」のリーダーに任命されており、今後の展開が期待されている。また、前作『Splinter Cell: Conviction』からは従来のステルス要素に加えアクション面での強化が図られていた。

シリーズの新作については昨年、『Splinter Cell: Conviction』までサムの英語版声優を務めていた俳優のMichael Ironside氏が、モーションキャプチャー設備のあるUbisoft Torontoスタジオに出入りしていたことから、新作でサム役に復帰するのではとのが一部で上がっていた。その真偽は定かではないが、Ubissoftが『Splinter Cell』の新作を開発すべく取り組んでいることは今回CEOの口から明らかにされた。どのような内容になるのか、具体的な姿を確認できるのはしばらく先になるそうだが、いまから楽しみに待ちたい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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