ミニスーパーファミコン「Super NES Classic Edition」が海外発表。幻の『スターフォック ス 2』を収録して 9 月発売

Nintendo of America は 6 月 27 日、「Super NES Clascsic Edition」を 9 月 29 日に欧米で発売す ると発表した。価格は 79.99 ドル。

【UPDATE 2017/6/27 9:30】 任天堂は国内向けに「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を正式発表した。リリース時期は10月5日、価格は7980円(税別)。収録タイトルは21作品となっており、一部タイトルが北米版・欧州版とは異なっている。

■国内版では未収録の作品
・MOTHER2 ギーグの逆襲
・カービィボール
・ストリートファイターIIターボ
・悪魔城ドラキュラ
・スーパーパンチアウト!!

■国内版独自の収録作品
・がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
・スーパーフォーメーションサッカー
・ファイアーエムブレム 紋章の謎
・スーパーストリートファイターII
・パネルでポン

【原文 2017/6/27 7:34】 Nintendo of Americaは 6月27日、「Super NES Clascsic Edition」を9月29日に欧米で発売すると発表した。価格は79.99ドル。「Super NES(SNES)」とは、ファミコンの後継機種として日本では1990年に発売された「スーパーファミコン」の海外名で、本製品は昨年日本で発売された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(以下、ミニ ファミコン)」のスーパーファミコン版だ。

ミニファミコンと北米版 Super NES Classic Edition(ヘッダー画像は欧州 版)

Super NES Classic Edition の具体的な寸法は発表されていないが、本体はミニファミコンの時と同じく、オリジナルの筐体デザインのまま手のひらに乗るサイズに縮小されている。一方、付属するコントローラーについては、本体と比較するとかなり大きく見える(下の画像ギャラリー参照)。ミニファミコンではコントローラーも同じ比率で縮小されており、 操作するには小さすぎるとの声があったため、今回は縮小率を抑えているのか、もしくはオリジナルと同じサイズかもしれない。

本体には合計21本のスーパーファミコンタイトルが内蔵されており、その内容は以下の とおり(あくまで海外向けの収録タイトルだということに注意されたい)。スーパーファ ミコンを代表する作品がズラリと並ぶが、注目すべきは『Star Fox 2(スターフォックス 2)』だろう。同作は『スターフォックス』の続編として開発されていたものの、その後発売中止となった幻の作品だ。詳しくは任天堂公式サイトの「社長が訊く『スター フォックス 64 3D』」をご覧いただきたい。

・Contra III: The Alien Wars(魂斗羅スピリッツ)

・Donkey Kong Country(スーパードンキーコング)

・EarthBound(MOTHER2 ギーグの逆襲)

・Final Fantasy III(ファイナルファンタジー VI)

・F-ZERO(エフゼロ)

・Kirby Super Star(星のカービィ スーパーデラックス)

・Kirby’s Dream Course(カービィボウル)

・The Legend of Zelda: A Link to the Past(ゼルダの伝説 神々のトライフォース)

・Mega Man X(ロックマン X)

・Secret of Mana(聖剣伝説 2)

・Star Fox(スターフォックス)

・Star Fox 2(スターフォックス 2)

・Street Fighter II Turbo: Hyper Fighting(ストリートファイターIIターボ)

・Super Castlevania IV(悪魔城ドラキュラ)

・Super Ghouls ’n Ghosts(超魔界村)

・Super Mario Kart(スーパーマリオカート)

・Super Mario RPG: Legend of the Seven Stars(スーパーマリオ RPG)

・Super Mario World(スーパーマリオワールド)

・Super Metroid(スーパーメトロイド)

・Super Punch-Out!!(スーパーパンチアウト!!)

・Yoshi’s Island(スーパーマリオ ヨッシーアイランド)

北米版 Super NES Classic Edition
欧州版 Super NES Classic Edition。スーパーファミコンとほぼ同じデザインだ

なお、海外メディアKotakuの取材に対してNintendo of Americaは、Super NES Classic Editionの出荷は 2017年いっぱい続ける計画になっており、「NES Classic Edition(ミニ ファミコンの海外版)」よりもかなり多く生産する予定だと回答している。ミニファミコ ンでは高い需要に供給が追いつかないまま、今年4月に生産を一旦終了している。今回はその反省が活かされるようだ。

Super NES Classic Edition には本体と着脱式のコントローラー2つのほかに、HDMIケーブルと電源アダプター(USBケーブル付)が付属する。おそらく国内向けにも間もなく正式 発表されるだろう。どのようなタイトルがラインナップされるのか、楽しみに待ちたい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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