野蛮な未開人サバイバル『Voodoo』Steam早期アクセス販売開始。アフリカの部族となり巨像と戦う

イタリアのインディーデベロッパー「Brain in the Box」は6月16日、先史時代アフリカの大自然を駆け回るUnity製オープンワールド・サバイバル『Voodoo』の早期アクセス販売を開始した。対象プラットフォームはPC(Steam)、早期アクセス中の販売価格は980円となっている。

イタリアのインディーデベロッパー「Brain in the Box」は6月16日、先史時代アフリカの大自然を駆け回るUnity製オープンワールド・サバイバル『Voodoo』の早期アクセス販売を開始した。対象プラットフォームはPC(Steam)、早期アクセス中の販売価格は980円となっている。資源収集、装備品のクラフト、部族の一員として村落を拡大していくベースビルディング、敵対部族との衝突、そして巨像神「Izimu」との戦闘を体験できる広大でプリミティブな世界に飛び込もう。

アフリカの大地にはサバンナ、ジャングル、砂漠という3つのバイオームが広がっており、プレイヤーはその中に丸裸の状態で放り出される。まずは近くに落ちている小石や木の枝を拾い集めて伐採用のオノや岩を削るツルハシをクラフトし、本格的な資源収集を開始する。収集ツールに耐久度の概念はないので壊れる心配はない。空腹度・喉の渇きといったパラメーターもないためマイペースで作業を進められる。

気をつけるべきは、孤独で無防備なプレイヤーを狙う、野蛮な略奪者たちだろう。血に飢えた他プレイヤーから逃れ、資源を集めることに成功したらクラフト台をつくり、武器や盾、仮面といった装備品を揃えていく。先祖の力が宿った仮面を被ると、種類ごとに特有の効果が得られる。武器の種類はオノ、槍、棍棒、弓矢と原始的なラインナップとなっている。

身を守るだけの準備が整ったら、小さな村落からスタートし、他のフレンドリーなプレイヤーと協力しながら野生動物を狩り、大自然を開拓していく。他の部族と衝突した際は、ドッジロールおよびパリィを活用した近接戦闘が味わえる。ただの殴り合いではないため技術が問われるというのも本作の特徴だ。なお戦にやぶれて死亡すると手持ちのアイテムをドロップする。ときおり遭遇する巨像「Izimu」は手強い相手であり、仲間の協力なくしては容易に倒せないだろう。だが古代の神である「Izimu」を破れば新しいテクノロジーがアンロックされ、部族が繁栄していく。

『Voodoo』の早期アクセス販売期間は約1年を予定。現時点では「Izimu」1種類、野生動物2種類、防具6種類、武器27種類とコンテンツに限りがあるが、最終的には3種類の「Izimu」、10種類の野生動物、クラフトおよびベースビルディング機能の拡張、近接戦闘のコンボ・システムなどが含まれるとのことだ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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