人気FPSの新作『Insurgency Sandstorm』最新映像公開。キャンペ ーンでは現代イラクを舞台に現地女性兵を操作

Focus Home Interactiveは6月14日、New World Interactiveが開発するマルチプレイFPS『Insurgency Sandstorm』のトレイラー映像を公開した。今作ではソロもしくは最大4人協力プレイ対応(2人画面分割モード有り)のストーリー・キャンペーンが用意される。

Focus Home Interactiveは6月14日、New World Interactiveが開発するマルチプレイFPS『Insurgency Sandstorm』のトレイラー映像を公開した。前作『Insurgency』は主にマルチプレイ対戦にフォーカスした作品であったが、今作ではソロもしくは最大4人協力プレイ対応(2人画面分割モード有り)のストーリー・キャンペーンが用意される。現代イラクを舞台に、現地の女性兵士を中心とした物語が描かれ、トレイラーにも登場する元米国兵、そして2016年2月の本作発表当時の情報によれば、現地経験の浅いフランス人と、もうひとりの女性兵士が主要人物となる。

前作『Insurgency』は『Half-Life 2』Modとして知名度を上げたのち、スタンドアロン作品として2014年にリリースされたリアル志向のタクティカル・シューターである。続編では『Insurgency』の良さはそのままに、Source EngineからUnreal Engine 4に切り替えることで、技術的にもビジュアル的にも大幅なオーバーホールがなされる。歩兵戦がメインであることに変わりはないが、運転可能な車両、支援要請といった新たな要素が加わり、戦術の幅が広がる。また既に定評のあるガンプレイには、弾道落下、弾速の概念が追加される。

そのほか新作ではキャラクターカスタマイズ機能、コスメティックアイテム、ランクマッチといった新機能が搭載される予定だ。前作では実現されなかったE-Sports展開にも期待が持てる。新しいゲームモードやコンテンツに関する情報は今後公開されていく予定だ。

『Insurgency Sandstorm』の対象プラットフォームはPCおよびPlayStation 4/Xbox One。リリース時期は未発表であるが、PCGamesNのインタビューに応じたクリエイティブ・ディレクターのAndrew Spearin氏によれば2018年内のリリースを目指しており、2017年末にはクローズド・アルファテストを実施する予定とのことだ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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