レベルファイブ、『Mighty No.9』など開発のcomceptを100%子会社化。「LEVEL5 comcept」を設立へ
レベルファイブとcomceptは、レベルファイブの100%子会社となる「LEVER5 comcept」の公式サイトを公開した。同社はレベルファイブの大阪拠点として、ゲーム・アプリの企画開発や人材獲得などの事業に取り組んでいく予定だという。
レベルファイブとcomceptは、レベルファイブの100%子会社となる「LEVER5 comcept」の公式サイトを公開した。同社はレベルファイブの大阪拠点として、ゲーム・アプリの企画開発や人材獲得などの事業に取り組んでいく予定だという。第一弾タイトルとしては、基本無料のiOS/Androidゲーム『ドラゴン&コロニーズ』が正式発表されている。
comceptは2010年に大阪に設立、元カプコンの稲船敬二氏が代表取締役と就任していた。2013年9月には、Kickstarterを通じて「ロックマン」ライクなゲーム『Mighty No.9』のクラウドファンディングを開始し、400万ドル以上の資金を集めることに成功。以降は『YAIBA: Ninja Gaiden Z』『ReCore』などの開発も取り組みつつ、2016年には『Mighty No.9』をローンチしている。
またcomceptは、『ロックマンDASH』の精神的続編ともいえる『RED ASH』のゲーム版の開発にも参加しているが、こちらに関しては昨年6月ごろから続報が途絶えており、今後もcomceptが開発を担当するのかは不明となっている。『RED ASH』はアニメ版となる「Red Ash -Magicicada-」も展開される予定となっており、STUDIO4℃がKickstarterで16万ドルを2015年に集めていた。このほかにも、『Mighty No.9』のTVアニメーション企画なども進行していたが、こちらも続報はない。
稲船氏は「LEVEL 5 comcept」の公式サイトにて、同社が生まれたのは「シンプルに考え情熱に従う」ことによって誕生したとコメント。新たなるチャレンジに期待していいてくださいと伝えている。