Nintendo Switch版『ショベルナイト』のローカライズがアツイ。『ゼルダの伝説 BotW』の縦を楽しむ。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。今回で83回目となりました。
アツすぎるローカライズ
『ショベルナイト』のSwitch版が国内発売されたので、またプレイし直しています。実は本作はローカライズが異常なほど力が入っているのです。ローカライズというと、まずテキスト翻訳がありますが、本作は漢字入りか平仮名のみかを選択できます。基本的には漢字入りの方が読みやすいのですが、ファミコン時代の雰囲気を再現するために平仮名のみも収録したとか。とはいえ、漢字をそのまま平仮名にすると読みにくい場面もあるので、その場合は言い回しを変えるこだわりも。
日本版ではさらにグラフィックにも変更が加えられており、たとえばチキンがオニギリになったり、五円玉に似せてコインに穴が開けられたり、あるいはショベルナイトが鼻ちょうちんを膨らませるようになったり。日本版だけのためにここまでやるなんて、なんてアツい洋ゲーなんだ。ほかにも色々と違いがあるので、言語設定を変えて海外版仕様でプレイして探してみてはいかがでしょうか。
by Taijiro Yamanaka
ジェイソンは殺害可能(実践できるとは言っていない)
今週も『Friday the 13th: The Game』をプレイ。アップデートで不具合が修正されるたびに別の問題が浮かび上がるという苦しい状況ですが、空中浮遊したりキャラクターの髪の毛が暴走し始めたりと愉快なバグも多いので憎めません。頻用している操作キャラクターはAJ・メイソン。野良マッチでのピック率が高いだけあって単独行動しやすいです。彼女の名前は『サイレントヒル』のメイソン家が由来となっているだけあって勇敢。ステルスとリペア能力も高いので、隠密行動しながら黙々と脱出用車両の修理を進められます(上の画像はAJではなくデボラ。同じくステルスとリペアが高い)。
ジェイソン側でプレイするときは6作目ジェイソンを使用。「Shift」能力を連発できるのが便利です。原作のジェイソンが瞬間移動を覚えるのはもっと後の作品だった気もしますが。ちなみに現時点で実装されているのは9作目までのジェイソン。DLCあたりで10作目「ジェイソン X」のサイボーグ・ジェイソン(Uber Jason)を登場させてほしいところ。なお「フレディVSジェイソン」に関してはライセンスの問題で使えないとのことです。
by Ryuki Ishii
『ゼルダの伝説 BotW』の縦を楽しむ
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下、ゼルダの伝説 BotW)』ライフはまだまだ終わりません。広大なマップは探索し尽したので、今は高さをテーマにして探索しています。『ゼルダの伝説 BotW』は横への厚みもすごいんですが、縦への厚みも尋常ではないです。特に峡谷なんかはすごくて、「崖」と「壁」と「底」の3要素があるだけかと思いきや、それぞれの形状がぐねっていたり、構造が複雑になっていて、同じような景観が続くことがまったくないんです。
オープンワールドゲームは、そろそろ広さ勝負は打ち止めになってきていますし、プレイヤーも新たな風を求めているところもあるので、高さで勝負するタイトルが増えてくると嬉しいなと思う限りです。一方で、横に作り込むのにも果てしないリソースが必要なので、縦に作り込むのは本当に人とお金がいりそうだなと思います。はい。
by Minoru Umise