3Dアクションアドベンチャー『Little Devil Inside』がKickstarterで資金調達を開始

韓国のデベロッパーNeoStreamは、3Dアクションアドベンチャー『Little Devil Inside』の資金調達をKickstarterにて開始した。目標額は25万オーストラリアドル、期日は現地時間の5月26日に設定されている。『Little Devil Inside』は先週末Steam Greenlightに登場し、すでに1900件以上のコメントを獲得しており、国内外の多数のメディアにも取り上げられるなど注目を浴びている。

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Kickstarterページでは、『Little Devil Inside』に関するディテールも一部掲載されている。本作では、プレイヤーである主人公の男性と、超自然現象を調査している大学の教授の物語が描かれるという。

「このゲームはアークデーモンを殺して世界を救うだけの作品じゃない。雰囲気にひたって、非現実的な世界で本当に生きているかのような生活を送る作品なんだ。モンスター狩りみたいな独特の仕事をやっている人々の物語、彼らが日々体験していることを伝えるゲームだよ」

このほか最新のスクリーンショットからは、60fpsでの動作やスチーム・パンク、ヴィクトリア朝風といったキーワードも確認できる。

「ミニマリズム、ただ真の意味のミニマリズムではない(minimalism but not minimalism per se)」が、このゲームのコンセプトだ。『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『The Witcher 3: Wild Hunt』など、昨今のRPGが豪華絢爛なビジュアルで開発される中で、本作はプレイヤーが物語を想起できるだけの、比較的シンプルなアートスタイルを目指している。

なおKickstarterのクラウドファンディングでは、25オーストラリアドル以上を支払うと、ローンチ時にゲームを手に入れることが可能。55オーストラリアドル以上を支払うと早期アクセス版が与えられる。現時点でゲームのリリース時期は2016年1月に設定されている。

 

 

参考: シンプル3Dビジュアルで冒険を感じる、"非豪華主義"なアクションRPG『Little Devil Inside』

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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