『Dead Cells』来月Steamで早期アクセス販売へ。行き倒れた死体を乗っ取って戦うローグヴァニア・アクション

フランスのインディースタジオMotion Twinは4月19日、現在開発中の『Dead Cells』について、5月10日(国内では11日)にSteamで早期アクセス販売を開始すると発表した。本作は弊誌でも昨年紹介したローグヴァニア・アクションゲームだ。

フランスのインディースタジオMotion Twinは4月19日、現在開発中の『Dead Cells』について、5月10日(国内では11日)にSteamで早期アクセス販売を開始すると発表した。本作は弊誌でも昨年紹介したローグヴァニア・アクションゲームだ。

本作の主人公は、知能を持った細胞の塊だ。ゲームは古城の中で行き倒れた戦士の死体を乗っ取り、戦うための身体を手に入れるところから始まる。本作はステージ制になっており、大まかな流れとしては、襲いくる敵を倒しながら城の各部屋を探索し、ボスを倒すことを目指す。敵はそれぞれ固有の攻撃パターンを持っているため、ローリングなどを駆使して攻撃をかわしつつ、武器や魔法で仕留めるタイミングを見極めるのだ。しかし、本作は基本的に難易度が高めに設定されており、力およばず死んでしまうこともあるだろう。ステージの中にはチェックポイントなどはなく、パーマデスを採用しているため死ぬと最初からやり直しになり、そのたびに城の構造は自動生成でランダムに入れ替えられる。

振り出しに戻ると、また細胞の塊として死体を乗っ取るところから始まるが、前回の道中で獲得したアップグレードは保持したままとなる。死んだのは乗っ取った身体であって、本体の細胞は生き続けているという設定なのだろう。そのためキャラクターは成長を続け、また特定の部屋の攻略法などプレイヤーの知識も蓄積されてゆく。本作のステージは10種類以上が収録され、城を探索する中で発見できる武器や魔法、トラップは50種類以上登場する。また、城の中には隠し通路や隠し部屋が多数あり、そこへ到達するにも死にながら覚えた知識や技を駆使することになるという。

本作は、このようなローグライクとメトロイドヴァニアを組み合わせたようなゲームとして開発が続けられており、現在の完成度は30〜40パーセントといった状況だそうだ。早期アクセスはWindows版のみだが、正式リリース時にはMac/Linux版も発売するとのこと。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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