『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』80時間以上遊んでも終わりません。『ドローン・トゥ・デス』で臓器摘出マッチ。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらします。75回目です。本日4月9日は「大仏の日」です。
単発で終わらせないで
今週は『ファントムダスト』をプレイ。記事も書きましたが、13年前の初代Xboxゲームで、PC/Xbox One向けに移植が進められています。初代Xboxといえば、当初は興味がなかったものの『クレイジータクシー3』が出ると聞いて、これは買わねばと。今も昔も独占タイトルは強い。その頃から洋ゲーショップも増えてきて、アジア版が起動できるのでよくお世話になりました。そういえば某ニュースサイトも、もともとは(略)。懐かしい。
話は戻って『ファントムダスト』、一旦リメイクが発表された後なのでアレですが、どういう形であれ過去の良作が再紹介されるのは歓迎です。そのゲームシステムは、いまプレイしてもやっぱり面白い。ただ、もともと見栄えのするゲームではないので上手く宣伝しないと伝わらなさそう。もし移植版が好評を得ることができたなら、『メタルウルフカオス』も移植してレッツパーリィィな大統領プレイをさせてください。
by Taijiro Yamanaka
カタコト爆乳サメ忍者の尻を愛でる
中二病らくがきノートの世界で戦う三人称視点のアリーナ・シューター『ドローン・トゥ・デス』。こちらを爆乳サメ忍者「ニンジョーズ」メインで遊んでいます。デタラメな日本語を操る、艶めかしくも生臭そうな姉さんがJRPG砲で勇者爆弾を発射したり、ゴリラの糞を投げつけたり、はじめのうちはネタ要素にばかり目が行きます。ですがネタ要素を抜きにしても、回復・弾薬補充アイテムのスポーン場所やジャンプパッド・ワープポイントの位置を覚えて上手く活用するという、アリーナ・シューターとしての楽しさが十分にあります。
お気に入りのモードは臓器摘出マッチ。死亡したプレイヤーが落とす心臓を集めて拠点まで戻るというルールです。他プレイヤーがドンパチする様子を影から静観し、心臓が落ちたらグラップリングフックで一気にかっさらう。あとは一番遠くの拠点までグラップリングでとんずらしてポイント獲得。キルを取れなくても勝負できるのが良いです。最大でも2対2ということで人を選ぶゲームではありますが、なんとかフリープレイ期間中にプレイヤーを集めて人口を維持してほしいところです。
by Ryuki Ishii
『ゼルダ』が終わらない
とにかく『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が終わりません。かれこれ80時間以上遊んでいますが、終わる気配を見せません。これだけ遊んでもまだまだ新たな発見があるという点で嬉しくもあり、ほかのゲームが遊べないという点は若干悲しくもあります。いや、別に悲しくないですね。並行して遊べばいいんです。それができない自分の不器用さが悪いんです。
ゲームの遊び方ひとつとっても性格がとても出る気がします。友人はひとつのエリアを徹底して調べつくし、丸裸にして次の地へと向かいます。自分はというと、気のおもむくままに流浪しています。それゆえに、調べ逃している場所も多く、結果的に同じエリアを何度も調べプレイ時間が伸びていきます。ゲ、ゲームなんだからいいんですよ…ゲームなんだから……。
by Minoru Umise
「触媒を準備する」という末期的エンドコンテンツ的ARG
最近は名前を告げる必要すらないほどビッグな分母を持つようになってしまった某スマホゲーで開催された明治維新イベントにて、某新撰組副長がまるでダイナミックプロ的作風でガチャに追加されてしまい、心がざわめきました。とはいえ、むさ苦しい男キャラクターを引き当てることに定評のあるアカウントを持つ僕は10連一回分の石しか持っていなくても全く動じないのです。昔からむさくるしい男達の間には気っても切れない黒い縁(えにし)があることは僕は知っているのです。うれしくないですね。しかし油断は大敵。深夜自分の部屋を漁り回り、触媒になるものを探すと漫画が2冊。あと、何の根拠があるか知りませんがSNS上で良いと回ってきたマヨネーズを発見したのでその上で10連。「ガチャ部分をゲーム」だとは認めない僕ですが、この「触媒準備」というのは意図せずに発生したARGなんですよね。結果ですが、結局世間は縁(えにし)で回るものですよ。大事にしましょうね。
by Nobuhiko Nakanishi
だめっ、だめですぅ~っ
先日ライターさんに「どうしても読んで」と薦めてもらった書籍「官能小説用語表現辞典」にハマっています。物書きを生業としていると身体で感じたすべての事象を自分の言葉で表現したくなるもの。薄紅色の野苺が摘み取られる瞬間の刺激。震える唇がうわばみの頭をそっと撫でる時の温もり。ねっとりとした白濁の溶岩を舌で絡め取る悦楽。愛の塔を侵略者が蹂躙する時、艶めかしい蠢動をはじめる私のオブリビオンゲート。
快楽に身を任せてセックスするのは容易だけれど、見たものでも聞いたものでもなく全身で感じた電気信号を言葉で表現するのって、とっても難しいんです。今まで幾度となく背骨を甘美な稲妻が貫通して意識がヴァルハラへ旅立っていく中で、どうしても自分の身体に起こったありのままの事象を言語化したいと感じていました。ところでゲームの話ですが、新しく作った『Fallout 4』のキャラクターで久しぶりに娼婦をロールプレイしています。
by Ritsuko Kawai