ボクセルグラフィックの『ロードランナー・レガシー』Steam Greenlightに登場。一人称視点モードや各種エディターを搭載

Tozai Gamesは4月7日、アクションパズルゲーム『Lode Runner Legacy(ロードランナー・レガシー)』を発表した。

Tozai Gamesは4月7日、アクションパズルゲーム『Lode Runner Legacy(ロードランナー・レガシー)』を発表した。本作は1983年に発売されたApple II版を皮切りに、さまざまなPC・家庭用ゲーム機・アーケード、またスマートフォン向けに移植・続編が発売されてきた『ロードランナー』シリーズの最新作だ。

本作は、3Dのボクセルスタイルで描かれることが特徴だ。過去には3Dグラフィックで奥行きを持ったステージを採用したシリーズ作は存在するが、本作のゲームプレイ自体は2Dのものと変わらない。しかし、3Dグラフィックであることを活かして、一人称視点でプレイできるFPSカメラに切り替えられる。主人公の「ランナー」を操作して、床を掘るなどして敵をかわしながら金塊を集めていき、ステージを脱出するというシリーズの基本はもちろん同じだが、新しいAIを搭載した敵や、ボーナス要素の追加などをおこなっている。またオンラインランキングもあり、ほかのプレイヤーとスコアを競うことができる。

FPSカメラ使用時の様子。ステージを見通せるようにする為か、少し横にずらした位置にカメラがくる

ゲームモードには、悪の帝国に潜入して奪われた金塊を取り戻す「Adventure Mode」、敵が一切出現しない「Puzzle Mode」、オリジナル版の全150ステージを3Dで再現した「Classic Mode」、そしてユーザーが作成したステージがプレイできる「World Levels」が収録。そのほか、自由にステージを作成して、ほかのプレイヤーと共有もできる「Level Editor」や、オリジナルのランナーや敵を作れる「Character Editor」、金塊の代わりとなるアイテムをデザインできる「Item Editor」が用意される。

まだ確定ではないが、今後の予定として『Championship Lode Runner』のステージや新たなパズルパックなどのDLC配信、ゲームモードの追加、敵AIの多様化、エディターの機能追加などを検討しているという。本作は現在Steam Greenlightに登録されており、十分な支持が集まった場合、今年の夏に発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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