開発元Funcomが『Conan Exiles』のバグに懸賞金、問題を発見したユーザーに最大500ドルを与える「Exploit Hunters」を発表

世紀末サバイバルゲーム『Conan Exiles』の開発元Funcomは、悪用可能な同作のバグを発見したユーザーに最大500ドルを与える懸賞金プログラム「Exploit Hunters」を正式発表した。

世紀末サバイバルゲーム『Conan Exiles』の開発元Funcomは、悪用可能な同作のバグを発見したユーザーに最大500ドルを与える懸賞金プログラム「Exploit Hunters」を正式発表した。Funcomが求めているのはオンラインプレイやマルチプレイヤーサーバーにて悪用できるもので、例としてはアイテムの複製や地形内部への建物建造などが挙げられている。

バグを発見したプレイヤーは公式サイトの「Exploit Hunters」ページにアクセスし、PayPalで使用しているメールアドレスを記載の上バグを報告することになる。開発陣が有用なバグ報告と認めれば、100ドルから500ドルの懸賞金が支払われる仕組みだ。希望すれば、バグを発見したハンターの1人としてSteamフォーラムの公式スレッドに名前が記載される。

今回の発表にあわせて23度目のアップデートも実施され、攻城兵器が新たに追加された

サバイバルゲームにおいてバグやエクスプロイトに懸賞金がかけられる例はこれが初めてではない。過去には恐竜サバイバルゲーム『ARK: Survival Evolved』が、問題を報告したプレイヤーに100ドルを与える懸賞金プログラムを実施していた。またビデオゲーム以外では問題を指摘したユーザーに報酬を支払うプログラムは珍しくなく、MicrosoftやFacebookなどが同様の懸賞金制度を実施している(関連記事)。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

記事本文: 1728