核シェルター「Vault」を運営するシミュレーションゲーム『Fallout Shelter』がSteamでも配信開始。基本無料でプレイ可能

Bethesda Softworksは、PC版『Fallout Shelter』の配信をSteamにて開始した。価格は基本無料で、資源回収をおこなってくれる「Mr.Handy」や各種アイテムがランダムで入っている「Lunchboxe」などの有料アイテムが販売されている。なお英語など複数の言語でプレイすることができるが、日本語は収録されていない。

Bethesda Softworksは、PC版『Fallout Shelter』の配信をSteamにて開始した。価格は基本無料で、資源回収をおこなってくれる「Mr.Handy」や各種アイテムがランダムで入っている「Lunchboxe」などの有料アイテムが販売されている。なお英語など複数の言語でプレイすることができるが、日本語には対応していない。

『Fallout Shelter』は、核戦争後の世紀末世界を舞台にした人気RPG『Fallout』のスピンオフタイトルだ。プレイヤーは核戦争を生き延びるために建設されたVault-Tec社の核シェルター「Vault」の監督官となり、住民たちの健康を維持しつつシェルターの拡張を進めていく。

『Fallout Shelter』はすでにiOS/Android版がリリースされているほか、PC版もBethesda Softworksの公式ランチャーからプレイすることが可能だったが、今回新たにSteamからもプレイ可能となったかたちだ。もともとiOS/Android向けに開発されていたということもあり、じっくりとプレイできるようなシミュレーションゲームを期待すると肩透かしを食らう可能性があるが、『Fallout』の世界観を楽しむ、いわゆる放置ゲームとしては十分に魅力的な作品といえる。基本プレイ無料ということもあり、気になったプレイヤーはチェックしてもよいだろう。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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