基本プレイ無料『サカつく2026』は“プレイ100時間超え”でも学ぶことがいっぱい。ポリシーやフォーメーションコンボなど、攻略法をいろいろ研究した3か月プレイ日記第4回

『プロサッカークラブをつくろう!2026』を3か月間みっちりプレイし続ける日記の第4回目。

プロサッカークラブをつくろう!2026』(以下、『サカつく2026』)は世界中のクラブの監督になることのできるサッカーシミュレーションゲームだ。監督といえども、選手起用や試合采配といった現場だけが職務ではない。選手の移籍やクラブの経営までも責任を負う全権監督としての判断が求められるゲームとなっており、プレイヤーの手腕によってクラブが栄光に輝いたときは達成感に包まれるサッカーゲームといっても過言ではないだろう。

連載第1回~3回までオリジナルクラブで戦った日本では第3回で待望のJ1王者に輝くことができたが、不意に訪れた敗北が常勝不敗チームの監督を務めていた私のプライドを粉砕した(記事リンク)。 世界の壁は想像以上に高く、戦術や選手の起用法について監督としての私に不備があったと考えている。世界との壁を超えるために、新しい環境で自分を成長させたい。そこで、第4回ではヨーロッパサッカーの登竜門とされるオランダリーグで自分の現状を認識し、ヨーロッパでもやっていけるのかを見定めたいと思う。


今季のクラブのポリシーは「ムービング」で統一へ

『サカつく2026』の各選手には、いわゆる「属性」に相当する「ポリシー」と呼ばれるものが存在する。ポリシーはその選手がフィットする戦い方をグループで分けたもので、同じポリシーで所属する選手を固めた方が強くなる。日本でオリジナルクラブを率いていたころは、ポリシーを一致させる余裕はなかった。たとえば、アンタンシェンのポリシーは「カウンター」だったし、ハーランドのポリシーは「ムービング」だ。

前回までの日本編では所属する選手のポリシーをそこまで揃えなくても勝つことができた。しかし、オランダをはじめとしたヨーロッパでは戦術的にも突き詰めたものが勝利に必要になってくる。ヨーロッパの各クラブの所属選手を見ると、クラブ単位で同じポリシーの選手が集められる傾向になっているようだ。私が就任するロッテルダムFCも所属選手のポリシーがムービングで固められているため、それに応じた戦い方が必要となってくるだろう。

前のクラブで指揮した選手のなかから3人と、3人のSP選手をロッテルダムFCに加入させることができるが、加入させる選手はムービングのポリシーにした方が良さそうだという直感が働いた。この直感は正しい判断だったと、シーズン後に振り返ることができる。前クラブで育成を進めていた選手たちはオランダでもムービングのポリシーで活躍してくれたし、新たに加わったSP選手もムービングに馴染んで居場所を見つけていってくれたからだ。

左サイドから仕掛けられるフォーデンにはとりわけ期待しており、中央攻撃一辺倒だった私の戦術レパートリーに彩りをもたらしてくれるかもしれない。ポジションチェンジを繰り返して果敢に攻めるムービングは私も好きな戦術であるため、ヨーロッパで躍動する選手の活躍が見たい。

今シーズンの就任当時に加入した選手は以下のとおり。

  • 前所属クラブからの加入
    • アーリング・ハーランド(CF)
    • 南野拓実(AM)
    • R・ディアス(CB)
  • 新たにSP選手として加入
    • フォーデン(LM)
    • ロングスタッフ(DM)
    • ルーク・ショー(LB)


フォーメーションコンボの発動でチームの底上げ

『サカつく2026』でポリシーの統一を徹底することは、攻略上かなり重要なものになっているようだ。10人が同じポリシーのスタメンのなかで、たった1人の異なるポリシーの選手を起用しようとするとスタメン総合力が大きく下がってしまう。かなり厳格なシステムだが、選手の能力値だけでスタメン編成を決められないというところに意義がある。結果として、この選手はムービングでは使えないけど、カウンターなら使えるというような幅が広い編成を楽しむことができるようになっているのだ。

たとえば、スタメン総合力が9万程度のクラブにおいてたった1人ポリシー違いの選手を起用しただけでも、2000近くも弱くなる。そうなればたとえ、そのポリシー違いの選手が「世界で屈指」級の優れたポテンシャルをもつフロストであっても、採用は避けたいだろう。『サカつく2026』は適材適所の選手起用が重要であり、そうした選手と出会うことに一期一会のような切なさがあるのだ。

そうして試合に出場する選手全員のポリシーを揃えることによって、スタメン総合力は向上したが、それだけでは勝利を重ねることができなかった。というのも、ほかのクラブも選手全員のポリシーを統一することは当たり前にやっていることであり、優位を築くことができなかったのだ。そこで戦術的に大きな優位を築くことのできる可能性を秘めているのがフォーメーションコンボである。

フォーメーションコンボはその名のとおり特殊なフォーメーション採用時に発動するバフのようなもので、特定のポジションの選手に一定以上の選手の能力が備わっていなければ発動しない。筆者はフォーメーションコンボは入手方法に手間がかかるほか、簡単には発動できないもので敬遠しがちだった。しかし、優勝のためならフォーメーションコンボの使い方を学ぶ必要があるだろう。レオーネ東京を去るときに誓った悔しさを思い出しながら、ロッテルダムFCに合うフォーメーションコンボを探していった。

フォーメーションコンボは発動の難しさと発動した際に得られるリターンの大きさに応じて無印、銅、銀、金のランクが用意されている。所属選手のポジションに応じて開幕当初は無印の4-5-1のフォーメーションコンボを使っていたが、その効果は決して強いものではなかった。格上のクラブに連敗したことで、私はフォーメーションコンボの変更を決めた。銅ランクのフォーメーションコンボ「4-4-2Cムービングスタイル」は、発動すればチーム全員のロングパス・キープ力が30%アップするという効果をもつ。

4-4-2Cムービングスタイルへの変更は、サイドからの攻撃が得点に結びつくことが少なかったクラブを中央突破中心のクラブへと生まれ変わらせた。大きな期待をかけて加入したフォーデンをLM(Left Midfielder)で起用できないことは残念だったが、今後は2人のAM(Attacking Midfielder)の一角に入ってもらう。

「4-4-2Cムービングスタイル」のフォーメーションコンボは、ロッテルダムFCに目覚ましい結果をもたらした。全員のロングパスが30%アップするバフのおかげで、守備から攻撃へのトランジションにおいてロングパスがスパッと通って得点へ直結する。ティンバーやロングスタッフといった中盤の底に位置するプレイヤーから縦パス1発で得点チャンスにつながるのは大きなメリットだ。また、キープ力が30%アップするバフも生じるので、前線の選手はボールを失うことなくシュートまで持ち込んでくれる。

フォーメーションコンボを変えるだけで、得点の匂いが沸き立ってくる。こうした新たな戦術を学ぶために、私はヨーロッパへやって来たのだ。右サイドからのクロスを南野がヘッドで落とし、ハーランドがダイレクトシュートで得点したときは、これまでにない流麗なコンビネーションを実感することができた。このような戦術を学び、それを実践して勝利を積み上げていくのは楽しいもので、ヨーロッパに来てよかったと安堵した。所属選手のポリシー統一やクラブに適したフォーメーションコンボの選定など、さまざまなことに挑戦したからこそ、私は監督として成長できている。


世界にやってきて成長の余地を実感

第4回ではもっとサッカーのことが知りたい、もっとサッカー監督として成長したいという思いから新天地に挑戦した。昨シーズンのアジアクラブチャンピオンシップで惨敗したことで私は監督としての自信を失っていたが、ポリシーやフォーメーションコンボを突き詰めることでまだまだ監督として成長の余地があると実感している。ここまでのプレイ時間は約130時間。プレイ日記として特殊なプレイスタイルで進めているのもあるが、まだまだ学ぶべきことがあると感じさせられるリーグだった。

世界の壁が厚くてよかった。幼い頃から憧れていた海外サッカーが強かったことにうれしく思うと同時に、それを乗り越えていく野心がメラメラと湧き上がってきた。私は世界で戦術を学び、いずれはサッカー界でその名を知られる監督になってみせる。『サカつく2026』プレイ日記の「世界編」は、私の監督としての成長とともに日本人の可能性を世界に知らしめる挑戦でもある。今後の展開についても期待していてほしい。

今シーズンのオランダリーグにおける成績を振り返っておこう。私が率いたロッテルダムFCはリーグ優勝を果たした。戦績は34試合27勝3敗4分の勝ち点84。リーグ戦2位のNBアイントホーフェンが手強くて、なかなか首位の座を引き下ろすことができなかった。我がロッテルダムFCが首位に立っていたのは、最後の3節ばかりとかろうじて優勝できたといった形だ。

自クラブが負けているときに、他会場の結果により優勝が決まってしまったため格好がつかないがそれでも優勝したことには間違いない。リーグ戦上位3クラブの実力は伯仲で、どこが優勝してもおかしくなかったなかで、きちんと我がクラブを優勝に導くことができたのは常勝不敗の監督としての責任を果たしたといえるだろう。

日本の前所属クラブから連れてきた選手が、主力として活躍してくれたのはうれしかった。南野は今シーズン45試合31得点7アシストでリーグ最優秀賞選手(7.2)に選出され、ハーランドも45試合55得点9アシストでリーグ得点王(45得点)に輝いた。「Jから世界へ」が『サカつく』シリーズのキャッチコピーだった時代からすると、隔世の感だ。このような選手たちを指導することができて誇りに思う。

オランダリーグを制覇することができたので、次回の第5回ではドイツリーグに挑戦してみようと思う。「世界編」は海外の有名サッカー選手が登場するのでプレイしていてテンションが上がる。とあるクラブでは、ドイツを代表するレジェンドGKがクラブに所属していたり、チェコの人気選手をモデルとしたと思われる架空選手を発見したりと見どころが多い。しかし、クラブによっては世代交代に失敗したようなクラブも存在する。これまで通り1年でリーグ優勝を遂げることは難しくなるかもしれないが、監督としての戦術的成長をテーマにドイツでの活躍を期したい。

本稿の連載第4回で起用した選手の個人成績をまとめたGoogleスプレッドシートや得点シーンをまとめた動画も共有するので、よければそちらもチェックしてほしい。

プロサッカークラブをつくろう!2026』は、基本プレイ無料タイトルとしてPC(Steam/Google Play Games on PC)/PS5/PS4/iOS/Android向けに配信中。

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Ryuichi Kataoka
Ryuichi Kataoka

「ドラゴンクエストIII」でゲームに魅了されました。それ以来ずっとRPGを好んでいますが、おもしろそうなタイトルはジャンルを問わずにプレイします。

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