「隙間探し」脱出ホラー『隙マ』3月27日配信へ。部屋のどこかが少しずつ勝手に開き、閉め損ねたら“即終了”の恐怖体験
個人ゲーム開発者のテサキザ氏は3月14日、『隙マ』を3月27日に配信すると発表した。

個人ゲーム開発者のテサキザ氏は3月14日、『隙マ』を3月27日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『隙マ』は、一人称視点採用のホラーゲームだ。舞台となるのは、主人公が閉じ込められたとある一室。この部屋ではドアや引き出し、カーテンなどに生じた“隙間”が、なぜか時間の経過とともにひとりでに開いていく。隙間が完全に開き切るとゲームオーバーとなるため、プレイヤーは部屋の異変を見逃さないように注意を払いながら隙間を閉じ続け、朝5時までの時間を生き延びることになる。

ゲームプレイはステージ制で、ステージをクリアするごとに行動範囲が広がっていく。すべてのステージをクリアすると部屋から脱出できるが、各ステージには隙間を生み出すさまざまな家具が存在。例えば、現在配信中のデモ版でプレイ可能なステージ1では、タンスやカーテン、さらには卓上ゴミ箱やテレビ台があり、それらがいつの間にか隙間を生み出す。隙間の向こう側からは、異形の存在やこけし、ぬいぐるみなどがこちらを覗いており、閉めれば姿を消す。一方で、ステージを進めると「人間の手のようなもの」がこちらを覗くこともあり、その隙間は決して閉じてはならないという。そのほかにも、公式映像では不穏な結び方の縄や、怪しげな仮面に関連した特別なルールも示唆されている。

こういった謎の存在にくわえ、隙間を閉じた際には「黒ずんだ紙」が表れ、脱出の手がかりが得られることもあるようだ。そうして次第に物語の全貌が明らかとなり、主人公が部屋に閉じ込められた理由や、異形の存在の正体が判明するのだろう。なお本作のプレイ時間は30分から60分を想定しているという。
本作の開発を手がけたのは、個人ゲーム開発者のテサキザ氏だ。同氏は過去に、盲目の主人公がエコーロケーションを頼りに戦う2Dアクションシューティング『Blind Bullet』をSteamにて無料リリース。同作は視界に頼らない独特のゲームデザインや、音を手がかりに敵を捉える戦闘システムといったユニークなコンセプトが注目を集めた。
また一人称視点を採用したホラーゲーム『DON’T FACE UP』もSteamにて無料配信している。同作は「顔を上げてはいけない」というルールのもと進むゲームプレイが特徴で、Steamユーザーレビューは141件中72%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得。独自のホラー要素や短編ながらまとまったストーリーなどが評価されているかたちだ。こうした過去作の「視線」を軸にした独自の恐怖演出は、最新作である『隙マ』にも通じる要素となるのだろう。隙間を探し続ける恐怖体験に注目が集まる。
『隙マ』はPC(Steam)向けに3月27日配信予定。
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