近未来パルクールゲーム『PANLINE』に大注目集まる。運び屋として理想都市を駆け抜ける、“『ミラーズエッジ』風”爽快アクション

Viridian Mattersは3月10日、近未来パルクールゲーム『PANLINE』のプレイ動画を公式Xにて公開した。

デベロッパーのViridian Mattersは3月10日、近未来パルクールゲーム『PANLINE』のプレイ動画を公式X(旧Twitter)にて公開した。その爽快感あふれる映像が海外で話題を呼んでいる。

『PANLINE』は、自動化やAIによって労働しなくても衣食住に困らなくなった“脱希少性経済”が実現した未来が舞台。プレイヤーは運び屋となり、匿名フォーラムなどに投稿された依頼を受けて、荷物を指定された場所まで運ぶことになる。

本作は、高層ビルの屋上を駆け抜けて目標地点を目指すパルクールゲームだ。地図は存在せず、目的地までのルートは、目立つ建造物やランドマークを参考にプレイヤー自身で組み立てる必要がある。新しいルートやショートカットを見つけて移動経路を最適化することも重要だ。また、NPCのベテランランナーからルートの知識を得られる場合もあるという。

依頼については、単純な受け渡しから複数の場所を経由する複雑な仕事まで、さまざまなパターンが用意されている。報酬はアクセストークンやデータなど状況に応じたものが提供されるとのこと。装備品はアップグレードが可能で、高ランクの依頼を受けるためには、ストレージ容量の強化や、価値の高い物品を運べるようになる専用キットの入手などが必要になる。

また、フィールドでは「PANLET」と呼ばれる端末も使用できる。運び屋向けの改造デバイスで、都市のインフラを操作することができるほか、ファームウェアを更新するとアクセスできる要素も増えていく。ただPANLETは着地の失敗などで損傷するようになっており、ダメージが蓄積すると最終的には修理が必要になるとのこと。

本作には日夜サイクルが導入されており、序盤は昼間に依頼をこなし、夜間は拠点で装備の修理や強化をおこなうという流れになっている。ただし、ストアページによると、「Night Running Pass」と呼ばれるアイテムを手に入れることで、夜にも配達ができるようになるようだ。マップは地区ごとに分割されており、PANLETの強化や移動力、ソーシャル面の進捗状況によって、新しいエリアが順次開放される仕組みだ。

そんな本作は、公式Xに投稿された、夜の街をパルクールする映像で大きな注目を集めることになった。本稿執筆時点では、映像の再生数は約140万回に達しており、いいね数は約9300回を突破している。映像への反応はさまざまで、『Windows Vista』などに代表される、ガラスや明るい色彩を多用したデザイントレンド「Frutiger Aero」風の近未来様式に感銘を受ける人もいれば、かつてElectronic Artsが手がけたパルクールゲーム『ミラーズエッジ』を連想する人もいるようだ。

なお『PANLINE』は、2025年後半より開発がスタートしており、2026年に早期アクセスが開始される予定だ。期間は最長3年ほどの予定で、早期アクセス版では複数の地区の探索や、ストーリーの一部が体験可能になる見込み。また製品版に向けて、都市の拡張や天候の調整、新しい移動システムなどを段階的に追加することも計画されている。現時点では日本語対応は予定されていないが、今後の発表に期待したい。

『PANLINE』はPC(Steam)向けに、2026年内に早期アクセス配信予定だ。

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Satofumi Inoue
Satofumi Inoue

大作洋ゲーから、インディーゲーム、VR系まで幅広く遊ぶ雑食派。いろいろ遊びすぎて一つのタイトルに使える時間が減り気味なのが悩み

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