高評価ファンタジー雑貨屋シム『Trash Goblin』最新アプデで日本語に正式対応。掘り出したガラクタを丁寧掃除、くっつけた“新商品”を売り出す

Spilt Milk Studiosは3月5日、雑貨屋経営ゲーム『Trash Goblin』向けにアップデート1.4「New Horizons」を配信。人気の本作が最新アップデートにより、日本語に正式対応したかたちだ。

Spilt Milk Studiosは3月5日、雑貨屋経営ゲーム『Trash Goblin』向けにアップデート1.4「New Horizons」を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本アップデートにより、本作は日本語に正式対応した。

『Trash Goblin』は、ファンタジー世界が舞台の雑貨屋経営ゲームだ。プレイヤーはゴブリンの主人公となり、店に持ち込む品を土や汚れの塊から発掘。手作業で磨き上げてから販売していく。品によっては複数の小物を組み合わせ、別の雑貨へと仕立て直すことも可能だ。ゴブリンのほか、リザードマンやドワーフ、ゴーレムなどといった個性的な客と交流し、ゆるやかな雰囲気の中で、作業の手触りを楽しみつつ店を充実させていく。

ゲームプレイは、お宝の発掘、汚れの清掃、商品の販売を繰り返しながら進行する。発掘では土やこびりついた汚れを削って中の品を見つけ出し、洗浄ではスポンジなどの道具で磨き上げる。各作業はミニゲームとして用意され、手作業感のあるテンポが特徴だ。

また拾った小物を組み合わせ、新商品を作ることもできる。たとえばダガーの刃と柄を合わせて一本のダガーにするほか、「曲がった釘」と「ボトル」といった意外な組み合わせも可能だという。実用的なものから奇妙なオブジェまで、1000種類あるという組み合わせの中から自由な商品づくりを楽しめる。

来店する客は人間だけでなく、ゴーレムやカエル、リザードなどバラエティ豊かだ。特定の品を求める客に合わせて品物を探すのもよいし、手元の適当な商品を勧めてやり取りを進めることもできる。稼いだ資金で店をアップグレードすると、放置するだけで汚れを落とせる「soak tub(浸け置き桶)」や、不要品を処理できる「honesty box(無人精算箱)」などのツールも解禁され、作業効率や店づくりの幅が広がっていく。

なお、舞台となるSilver Cityは底なしの裂け目と呼ばれる場所のすぐそばに位置する大都市であり、繁栄の裏で格差も広がっている。40人以上のNPCや120以上のクエストも用意され、雑貨屋の経営を通じて街に住人との交流や世界観の厚みも楽しめる作りになっている。

本作は2024年に早期アクセスを開始し、昨年5月に正式リリースを迎えた。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で1198件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。本作は時間やタスクに追われにくいのんびりとしたゲーム進行や、汚れを落としていく『PowerWash Simulator』的な気持ちよさが持ち味。居心地の良い、いわゆる「コージーゲーム」の一角として人気を集めてきた。

正式リリース後も1~2か月周期で大型アップデートが実施されており、雑貨の追加や新種族、Steam Deck向けの最適化、種族ごとの「評判」システム実装などが進められてきた。今回のアップデート1.4では、日本語を含むアジア圏5か国語のローカライズが実施された。昨年11月にはヨーロッパ圏を中心とした7言語に対応しており、これに続くかたちで日本語でも遊べるようになった。

アップデート1.4ではこのほか、生きたキノコ「Mushromeo」などのキャラクターが登場する14のクエストや、エルフテーマの小物を中心とした36個の雑貨、新たな実績の追加、バグ修正などが含まれる。さらに、公式グッズとして展開されていた主人公のぬいぐるみをゲーム内に追加するDLCも登場し、パーツを集めることで部屋にかわいらしいゴブリンのぬいぐるみを置くことができる。

日本語対応によって、発掘して汚れを落とし、組み合わせて商品に仕立てるといった本作のゲームプレイループに加え、住人たちの依頼やクエストも追いやすくなっただろう。なお今後については、2026年のロードマップが公開されており、4月にはアップデート1.5が予定されている。また3月から5月にかけて、心躍るような“秘密の発表”が3つ、“秘密のリリース”が4つ控えているとも案内されている。パッチノートによれば、そのうちのひとつは数日後に発表されるとのことだ。

『Trash Goblin』はPC(Steam)向けに配信中。

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Yusuke Sonta
Yusuke Sonta

『Fallout 3』で海外ゲームに出会いました。自由度高めで世界観にどっぷり浸れるゲームを探して日々ウェイストランドをさまよっています。

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